「アラブ・エクスプレス展:アラブ美術の今を知る」森美術館

アート
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こんにちは。マンダラデザインアートブログのsachiです。

芸術の秋ですね!
アラブ・エクスプレス展:アラブ美術の今を知る」を観に、森美術館に行きました。

 

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 今、世界中で熱い注目を集めるアラブの現代美術。
「アラブ・エクスプレス展:アラブ美術の今を知る」は、日本で初めてアラブの現代美術に焦点を当て、アラビア半島を中心としたアラブ諸国のアーティスト約30組を紹介、その一端をいち早くリポートします。

出典:
http://www.mori.art.museum/contents/arab_express/index.html

 

面白かった!

だが、この日自分はまたしても自らの考えの甘さに気づくことになった。
それはまさしく、西洋人が日本に抱く「フジヤマ」「芸者」「忍者」イメージの幻想。

つまり、どういうことかと言うと、もっと唐草紋様やいわゆるアラビックテイストな何かを期待して出かけたのに、このアラブの現代美術展に展示されている作品の多くは、普通の「コンテンポラリー・アート」だった、ということ。

アラビア文字とかのカリグラフィーや、幾何学模様なんかを活かした作品を見ることになるだろうと思っていた自分は、肩すかしを食らったような気分になったのだった。
(これは、『チャロー!インディア』インド美術の新時代のときと同じ。単純で無知ゆえの発想です…)

 

興味深い作品が多くありました。写真撮影もOKだったので以下掲載。

 


ムハンマド・カーゼム《ウィンドウ 2003&2005》2003&2005年

光る青い文字が美しかった。

 

 


ハリーム・アル・カリーム《無題 1(「都会の目撃者」シリーズより)》2002年

この彼女の絵が三枚並べられていた。
ブルカという、眼だけを出すイスラム世界の女性のスカーフのイメージなのだろうか。
それとも、目撃しても簡単に口外してはならぬ、ということのメタファーか。

 

 

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ゼーナ・エル・ハリール《軽めのファンダンゴを踊ったら》2010年

キッチュでチープでヒッピーな雰囲気。好き。

 

 


ミーラ・フレイズ《グラディエーター》他 2010年

カッコよかった。村上龍の一連の小説世界彷彿!

 

 


マハ・ムスタファ《ブラック・ファウンテン》2008年

ただひたすら勢いにまかせて吹き出す黒い液体。
あちら側には「先進国」東京の街並。
これほどアイロニカルな光景が他にあるだろうか?

 

 


サーディク・クワイシュ・アル・フラージー《私の父が建てた家(昔むかし)》2010年


影絵作品。ノスタルジックだった。ロシアの映像作家ユーリ・ノルシュテインの作品を思い出した。

 

 


アーデル・アービディーン《アイム・ソーリー》2008年

 


アービディーンがイラク戦争中に米国を旅した際、彼がイラク人であることを知ると、出会った人々は口々に「I’M SORRY(申し訳ない)」と声をかけたのだと言う。

その大国の人々の言葉を彼は、星条旗と同じ三色に輝く、ピカピカとした飾り物としての作品に仕上げた。

 

 

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(自分が想像していたのはこんなテイスト? ないかー)

 

会 期: 2012年6月16日(土)-10月28日(日)
→終了しました
会 場: 森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
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