「天文学と印刷」展@印刷博物館の図録が素晴らしかった!

アート
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こんにちは。マンダラデザインアートブログのsachiです。

小石川にある印刷博物館に、「天文学と印刷〜新たな世界像を求めて」展を観に行きました。

 

こちら何が素晴らしかったって、図録やフライヤーの意匠
個人的にここ数年でもっとも興奮する美しさだった。

そこで今回は、「天文学と印刷」のフライヤーやポスター、図録のデザインを中心に画像でレポートいたします!

 

 

「天文学と印刷」展のフライヤーは8デザイン展開!

最近は若い人たち中心に活版なども人気だけど、凸版印刷株式会社運営の印刷博物館ははじめて訪れました。
入り口のボードもカッコよくてじっくりと見た。

 

ニコラウス・コペルニクス、ティコ・ブラーエ、ヨハネス・ケプラー、天文学の進展に大きな役割を果たした学者と印刷者の関係を紐解きます。(中略)学者と印刷者は共同で出版を行うのみならず、学者の中には自ら印刷工房を主宰した人物も存在します。本展では学問の発展に果たした印刷者の活躍を、天文学を中心に紹介します。

出典:
https://www.printing-museum.org/exhibition/temporary/181020/
アイキャッチ画像は以下よりお借りしました。
https://www.toppan.co.jp/news/2018/10/newsrelease181004.html

 

 

「天文学と印刷」展のフライヤー(A4)は8種類あるとの前情報があったけど、自分が行った時には4種類しかなかった。
一枚ずついただき持ち帰り、並べてみた!

 

 

そして額におさめた!

 

 

か、かっこいい…。
黒地に金箔の幾何学模様や天文学的アイテム。そして明朝フォント。どこまでクールなんだよ。。

しかし、これだけ美しいのなら、やはり下半身が欲しかった。
下半分を形作る残り4枚があれば、「天文学」「と印刷」という展示名が揃い、下のようなポスターになるしかけ。ああ全部揃えたかった。。

 

 

「天文学と印刷〜新たな世界像を求めて」展のデザインを担当されたのは、中野デザイン事務所の中野豪雄氏。

以前書いた記事だけど、杉浦康平の世界観にも通じるデザインのスケールを感じた。

「杉浦康平のデザイン」で杉浦康平の大宇宙を知る
杉浦康平の名を初めて知ったのは1982年。暗黒舞踏集団・大駱駝艦公演のときのこと。杉浦はポスター、フライヤー、チケットなどのデザインを担当していた。まだ子どもだった自分はそのぶっとんだセンスに打ちのめされた。

 

 

「天文学と印刷」展 チケットやパンフレットも美術品

チケットやパンフレットも、学術的好奇心をくすぐる知的なデザイン。
とにかく品が良いのだ。
確かな印刷技術が礎にあってこその遊び心。完璧だ。

 


ここの手触りがまたよい…。なでなでしながら目を閉じる。。

 

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図録は「日本印刷産業連合会会長賞」受賞

そして「天文学と印刷」展のこの図録

黒地に金の箔で彩られ、白地に黒文字のタイトルの入ったカバーがついている。

 

裏は「と印刷」。模様が左右で合っている!

 

一分の隙もなく素晴らしい!

 

ところで箔押しには「ホットスタンプ」と「コールドフォイル」という2種類の加工法があると知った。
従来からの方法は前者で、熱とハンコを押す圧力で箔を用紙に圧着させるので、印刷物に凹みが生じてしまう。(それが味でもあるし、自分はそこが好き)

 

「天文学と印刷」の図録の箔押し法は、後者の「コールドフォイル」。
「コールドフォイル」は、熱や圧力を使わず、糊を使って箔を用紙に定着させるというもので、ご覧の通り表面はすべすべ滑らか。

 

この図録は、第53回造本装幀コンクールにおいて「日本印刷産業連合会会長賞」を受賞したそうです。

 

 

さて、この印刷博物館の常設「プロローグ展示ゾーン」。
これがまた素晴らしかった。


画像出典:
https://www.stroll-tips.com/printing-museum/
(印刷博物館「プロローグ展示ゾーン」「総合展示ゾーン」については、こちらのサイトが詳しいです!)

 

図録やちらしの素晴らしさを伝えることに力を入れすぎたあまり、本展示のことだけまったく触れぬ投稿になりましたが、、、そちらもとても良かったです ^^*

それではまた!

 

「天文学と印刷〜新たな世界像を求めて」
会 期:2018年10月20日(土)~2019年1月20日(日)
会 場:印刷博物館
主 催:凸版印刷株式会社 印刷博物館
協 力:バイエルン州立図書館/ゲルマン国立博物館/金沢工業大学ライブラリーセンター/国立天文台/千葉市立郷土博物館/広島経済大学図書館/明星大学図書館
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