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マンダラデザインアートブログのsachiです。
念願の金沢21世紀美術館に行きました!
企画展として「邱志杰(チウ・ジージエ) 書くことに生きる」が開催中。
《暗がりの伝道者》2008 リトグラフ 金沢21世紀美術館蔵
画像出典:https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1760
Contents
幻想的なレアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」
まずはフォトジェニックなこの作品。
この美術館のシンボルとも言えますね。
《スイミング・プール》レアンドロ・エルリッヒ 2004
上からのぞき込むとこんなながめ。水に沈んでいるみなさん込みでひとつの作品。
深いプールに見える空間は、水面部分の透明ガラス上に深さ約10センチの水が張られている仕掛け。
トイレではピピロッティ・リストのインスタント寺院の洗礼!
《あなたは自分を再生する》ピピロッティ・リスト 2004
入館してすぐ女子トイレの個室に入ったら、作品があってびっくり!
ピピロッティ・リストの作品だ。
浄化場所としてのトイレを神聖な「祭壇」と見立て、中にクリスタルなどのオブジェを置いたもの。「インスタント寺院」を表現したインスタレーション。
男性用トイレにも対のバージョンがあるのだという。
色がグラデーションで変わり、きれいな音が響いていて、もっともっと見ていたかったが、残念ながら並び客ありw
瞑想に最適 ジェームズタレルの「ブルー・プラネット・スカイ」
《ブルー・プラネット・スカイ》ジェームズタレル 2004
タレルのこちらを自分は見たかった!
椅子に座って、このぽっかりと空いた窓?から空を見上げ、ゆったりと鑑賞する。
時が経つのを忘れてしまいそう。
この日は流れる雲がとても速く、真っ白な雲が現れては消え、壁に落ちる日差しが薄くなったり濃くなったり。
こういう「装置」のようなインスタレーションが好き。
仕掛けを作ったらあとは自然の摂理に委ねるというような。
建築家・西沢立衛とアーティスト・内藤礼による、瀬戸内の豊島美術館「母型」が思い出された。
ジェームズ・タレル作品も掲載あり。
金沢21世紀美術館はその建物も芸術品
うさぎの耳チェアは大人気の撮影スポット。
資料室もおしゃれ!
《緑の橋》パトリック・ブラン 2004
《カラー・アクティヴィティ・ハウス》オラファー・エリアソン 2010
シアン、マゼンタ、イエローの色ガラスの壁が渦巻き状のパビリオンを形成している作品。
ドロップチェアや雲のようなオブジェ。このエリアは無料。子ども達に人気。
金沢21世紀美術館はその建物も美しい。
外壁や館内の壁面などにガラスを多く取り入れた透明性の高い建物は、上から見ると円形。
美術館のロゴは、建築俯瞰図からできているのだそう。ロゴデザインは佐藤卓氏。
出典:https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=11&d=1
建物の設計は妹島和世+西沢立衛/SANAA。
『まちに開かれた公園のような美術館』
金沢21世紀美術館は、金沢市の中心部に位置し、誰もがいつでも立ち寄ることができ、様々な出会いや体験が可能となる公園のような美術館を目指しています。このため建物には表と裏のないガラスのアートサークルが採用され、トップライトや光庭など明るさや開放感にも十分に配慮しています。また、夜間開館や魅力的なショップ、レストランなど利用者ニーズに対応し、気軽さ、楽しさ、使いやすさがキーワードのこれまでにない美術館です。
出典:https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=11&d=1
202105 追記:
妹島和世氏は憧れのラビューのデザインもされています!
また、西沢立衛氏は瀬戸内海に浮かぶ豊島の豊島美術館の設計を担当。
秋の金沢は一人旅にもおすすめ!
金沢21世紀美術館の立地は、兼六園の斜め前。
自分が訪れた時は紅葉シーズンで、色鮮やかでしっとりとした街並みが広がっていました。
金沢の街は見所のある観光スポットが密集しており、行き来がとても便利。
女子一人旅にもおススメです。
皆様もぜひ!
所在地:〒920-8509石川県金沢市広坂1-2-1
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