ARCHITECTURE

アートとデザイン

大巻伸嗣「真空のゆらぎ」展@国立新美術館

2015年に森美術館で大巻氏の作品をはじめて観て、その美しくも静謐な世界観に感じ入ったことを覚えています。《リミナル・エアー スペース-タイム》2015年 《リミナル・エアー スペース-タイム》は、今回の展示では闇の中に置かれていました。まるで、夜の海を前に佇んでいるような感覚。しばし幻想的な時間を過ごしました。今回のメインの作品はこちら↓こちらはシリーズで発表されている《Gravity and Grace》の最新作だそうで、2011年の東日本大震災と原発事故から着想したとのこと。ツボの形をした立体は地球。強い光源がその中にあって揺れ動いている。表面の紋様はそこに生きる動植物だ。
アートとデザイン

2023年「未完の聖堂」の完成が見えてきた!「ガウディとサグラダ・ファミリア展」@東京国立近代美術館に行きました。

「ガウディとサグラダ・ファミリア展」。2012年にバルセロナを旅した際、世界遺産サグラダ・ファミリアを訪れました。バルセロナに点在するガウディの代表作、カサ・ビセンス、カサ・ミラ、カサ・バッリョ、グエル公園関連等の展示。撮影が可能だったのは、「サグラダ・ファミリアの軌跡」の章。東側「降誕の正面」西側「受難の正面」南側「栄光の正面」外尾悦郎氏の人生には、深い感銘を受けます。「NHKアカデミア」という番組でご自身が語っていたのですが、日本で美術を教えていた25歳のある瞬間(運転中に信号待ちをし、路側帯の御影石をぼんやり見ていたほんの数秒の出来事)、自分の人生には石が足らない、と感じたのだそうです。
アートとデザイン

「 アール・デコの貴重書」 〜 アール・デコ様式美にふれる建物公開展2022@東京都庭園美術館

庭園美術館は、もとは朝香宮夫妻のご自邸でした。1920年代の滞欧中、当時全盛期だったアール・デコ様式に魅せられたご夫妻は、帰国後それらを取り入れた邸宅の建築を開始。内装設計はフランスの装飾芸術家アンリ・ラパンに依頼、ルネ・ラリックをはじめとしたアーティストが参加した贅沢な建築物になりました。
残像日録

【残像日録】ウクライナのお菓子でお茶タイム

たまたま買ったパイのお菓子がウクライナのものでした。パッケージが可愛らしい。Gronaというメーカーで、Cushionsというお菓子らしい。チョコレート味もあるそうだ。2個入りのパッケージが8個入り、計16個で、税込200円弱。お砂糖をまぶしたパイに甘酸っぱいチェリーのジャムが入っていて、ボリュームたっぷり。美味しい。紅茶を入れていただきました。
アートとデザイン

【残像日録】さよなら中銀カプセルタワービル

2022年4月12日、一度はその内観を見てみたかった、中銀カプセルタワービルの解体が始まりました。1972年、黒川紀章による設計で竣工されて50年。二度とこの目で見られなくなる前にせめて外観だけでも!と、銀座8丁目の現地に急ぎました。
アートとデザイン

北欧デザインの原点!「サーリネンとフィンランドの美しい建築 展」

息子のエーロ・サーリネンデザインの家具が並べられていたスペース。中央にあるチューリップチェアはミッドセンチュリー好きには憧れのまと。赤はアーム付き。青はアームレス。青のスツールもかわいいな。
残像日録

【残像日録】本日のおやつ

今日のおやつは「縄文のビーナス」。長野県茅野に行ってきたとお土産にいただいた。アニバーサリーチロルさんの焼き菓子。茅野は「縄文の里」なのだそう。
残像日録

【残像日録】たとえ明日世界が終わろうとも

たとえば、朝一番で自分がすでに持っているものにフォーカスを合わせると気持ちが満たされることがわかった。雨をしのげる家。ゆっくりと眠れる寝床。色々気になることはあっても、うごく身体。愛すべき家族。今日も何とか食べていけること。そして今では美しい秋空と気持ちの良い陽気!
残像日録

【残像日録】夜のムーランルージュにて

あれはクリスマスも近いパリの夜。街には色とりどりの電飾が施され、店の看板も華やかで可愛らしく、どこもかしこも目移りしてしまうほど魅力的だった。モンマルトルのクリシー通りに面した「ムーランルージュ」。赤い風車が目印のその建物の前に自分はひとりで立ち、カメラを手に美しい街並みを撮りまくっていた。

辻仁成さんナビゲート、オンライン・パリツアーに参加した!

巷で広がる「オンラインツアー」のことは聞いたことはあったけど、どうだろう、画面で見ているだけでそれって楽しいのかな…と、これまで関心を示すことはありませんでした。ですが、今回参加してみて、なかなかどうして楽しいじゃないか?と思ったのでレポートします! カメラさんがきちんと追ってズームしてくれるので、現場で見学していたら遠くて(高くて)よく見えないようなところまで詳しく見ることができたのが本当によかった。
アートとデザイン

ミュンヘンでレトロフューチャーなホテル「コクーンスタークス」に泊まった!〜番外編

この旅の最終日に泊まったミュンヘンのホテル「コクーンスタークス」が強烈にカッコよかったので、写真でご紹介。こんなにレトロフューチャーなお洒落ホテルなのに自分の知る限り、ブログ等に書いてる人はいない模様。 インスタなどでもあまり投稿はない。お値段もお手頃でこんなに素敵なのに!ミッドセンチュリーのデザインが好きな人にはたまらない雰囲気だと思います。
旅と音楽

ミュンヘン・プラハ・ウィーン!列車移動で旅をした〜ウィーン編

ハプスブルク家に仕えた貴族オイゲン公が建てた夏の離宮べルヴェデーレ宮殿にてクリムトを。 今ほかの世界中のどこにでもない、自分の目の前に「接吻」がある。これはものすごい幸福な気持ちだった。混んでいたけど日本の美術館とは比べ物にならないくらいゆったりと見れた。写真も撮り放題だし。宮殿も広々としてきれいだった。
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