上海ビエンナーレに行ってきた!

アート
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haru.Japan in Shanghai ~ アンティーク蜻蛉玉アクセサリーコレクション 2010
にあわせて上海に行ってきました。
今回は9日間の滞在。ゆっくりと上海という都市を楽しむことができました。

 

上海美術館では、「第8回上海ビエンナーレ」が開催中でした。
ビエンナーレ(biennale)とは2年に一回開かれる美術展覧会のこと。

入場料は20元。280円くらい?
日本とは大違い。高過ぎです、日本の美術館は!
若い人たちが列を作って入場口に並んでいた。
みなさんお洒落でアート好き、といった感じ。

 

 

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美術館正門を入ってすぐ右には、メリーゴーランドのような作品。

 

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上海美術館は1933年に競馬場のクラブハウスとして建設された、歴史のある建造物。

 

 

エントランスの様子。

 

 

一階は舞台芸術が中心で、今回のテーマである「巡回排演(リハーサル/Rehearsal)」という雰囲気をイメージさせるものが多かった。
舞台装置みたいな木組みの間を巡りながら作品を観るようなつくりになっていて、ちょっと学芸会的な?印象。

前回上海に来たときに行ったM50の方がずっと刺激的だな、と思ったりもしたが、二階に上がるとその雰囲気はがらりと変わる。力のある作品が数多く並んでいた。

 

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それにしても、とにかくみなさんカメラを手に写真を撮る撮る!
作品をバックにして撮ってくれ、と学芸員に頼んでいる人までいる。
日本の美術館では考えられないこと。
この国ではやっぱり著作権とかそういった面倒なものはないのね、と思いながら自分もいきいきとシャッターを切っていると、壁にはカメラに×がついた撮影禁止マークが!え?・・・一応禁止なんだ・・・

 

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Mou Boyan 氏の太っちょスカルプチャー。
(”Fat series,Sculpture,2010”)

 

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おしりがキュートでじっと見た。

 

ちょっと荒川良々氏似。気になる。

 

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Maleonn’s Studio のインスタレーション
(”Maleonn’s Studio,Installation,2010”)

 

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禍々しい、独特の雰囲気が魅力的な空間でした。

 

日本からは、パリ在住の写真家オノデラユキ氏。

 

こういうところで日本人の活躍を観ることができて嬉しかった。
先日開かれた「オノデラユキ 写真の迷宮へ」展@都写真美術館を見逃し、残念に思っていたところだったのでなおさら。

 

とにかく楽しかったです。
ご同行いただいたお二人、ありがとうございます!

 

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今回この美術展にお誘いくださったミュージシャンのCantik氏(右)と
上空にお宝を発見したもようのTerumin氏(左)

 

第8回上海ビエンナーレ(2010年第八届上海双年展)
会期:2010年10月24日(日)~2011年1月23日(日)
会場:上海美術館
住所:中華人民共和国上海市南京西路325号
325 West Nanjing Rd, Shanghai 200003, China
キュレーター:ファン・ディアン、リ・レイ、ガオ・シーミン、ファ・イ
参加作家:デルフィン・バリー(フランス)、チャン・ジエレン(台湾)、ニキル・チョプラ(インド)、リアム・ギリック(イギリス)、アイザック・ジュリアン(イギリス)、マイケル・リー(シンガポール)、リュー・ウェイ(中国)、リュウ・シャオドン(中国)、ヤン・フードン(中国)、ジョン・ヨンドゥ(韓国)、オノデラユキ(日本)ほか

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