【残像日録】生老病死と夜ランニング

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日々の残像を、ゆるゆるメモします。

このところ「生老病死」という言葉がよく頭に浮かぶ。

生まれる、老いる、病む、死ぬ。
ひととして避けられない四つの苦しみ。
仏教の教えの中に出てくる、「四苦」である。
(苦は「苦しみ」という意味ではなく「自分の思うようにならないこと」の意味、という表記もあった)

学生時代にこの言葉を聞いたときには全然ピンと来なかった。
そりゃそうだ、生きることの苦しみしかまだ知らないのだもの。

老いる苦しみ、って人間歳をとるのだからそれは当たり前じゃない、それ苦しみにカウントするの?と思っていたと思う。

でも、身にしみてわかるんだよなー今はこれが 笑

 

そんな中、「走る」ということが自分に思わぬ力を与えることに驚いている。
若い頃から自主的に走ったことなんて一度もなかった。
理由は、辛そうだから。

コロナ禍になってから、夜、近所を軽く走ることが多くなった。
自分、走れるんだ!という新鮮な驚きと喜び。

子どもが小さかった頃、外を歩くとき、親が普通に最短距離を行く横で、彼らがわざわざ段に飛び乗ったり、無駄に大回りしたりしているのを見て、子どもってエネルギーを消耗することを自らやるんだな、と思っていた。

そんなことを思い出し、別に今晩走らなくてもよいのに走っている自分を若々しく感じたり笑

手軽に自己肯定感を上げるには、夜ランが一番だと感じる今日この頃。
(無様な走りなので昼間はNGw)

すべては通り過ぎてゆく。

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