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マンダラデザインアートブログのsachiです。
2024年11月、ドイツ・デュッセルドルフ経由でフィンランドを初めて訪れました。
長らく北欧に憧れてきた自分にとって、ヘルシンキの街並みは目に映るもの全てが美しく、貴重な6日間となりました。
デュッセルドルフからフィンエアーに乗ってヘルシンキのヴァンター空港に到着、それから列車でヘルシンキ中央駅まで移動した様子は以下の記事に書きました。
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到着した夜は、ヘルシンキ中央駅の目の前にあるオリジナル ソコス ホテル ヴァークナ ヘルシンキ(Original Sokos Hotel Vaakuna Helsinki)に宿泊。
このホテルでの2晩は、とても思い出深いものになりました。
ドイツ デュッセルドルフ滞在記はこちら↓
Contents
ヘルシンキ観光には最適の立地!「オリジナル ソコス ホテル ヴァークナ ヘルシンキ」はヘルシンキ中央駅の目の前
「オリジナル ソコス ホテル ヴァークナ ヘルシンキ」は、ヘルシンキ中央駅から徒歩1分という立地。
重いトランクを引いて見知らぬ街の駅に降り立つと目的のホテルがすぐ目の前にある、というのはとても心強いです。
着いたのは夜中の0時近く。到着時刻をホテルに事前に連絡しておきました。
重厚なドアの玄関口。赤いロゴがスタリッシュ。
ソコスホテル・ヴァクーナの設計者は、建築家エルッキ・フットゥネン(Erkki Huttunen)
扉を開けるとすぐに、雰囲気のある円形ホールがお出迎え。カッコいい!
広々としていて実に気持ちが良い。
この向かいにチェックインカウンターがあります。
このホテルの設計者は、建築家エルッキ・フットゥネン(Erkki Huttunen)。
フィンランドの機能主義建築を代表するホテルで、1952年ヘルシンキ・オリンピックに合わせて開業され、各国首脳は会期中このホテルに宿泊したとのこと。
ホテル内には文化的・歴史的に価値のある要素が多く残されています。
ルナー・エンブロム(Runar Engblom)のハイバックチェアとパーヴォ・テュネル(Paavo Tynell)のあかりに癒されながらチェックイン
ずらりと並んだハイバックの肘掛け椅子は、このホテルの内装を手がけた建築家ルナー・エンブロム(Runar Engblom)によるもの。
また、上に見られるシャンデリアと、肘掛け椅子に寄り添う円錐形の読書灯はパーヴォ・テュネル(Paavo Tynell)がデザインした。
そして、天井部にある白い漆喰の彫刻はグンナー・フィン(Gunnar Finn)の作品。
ここに見られる鳥のモチーフは、ホテルのあちらこちらで見られる。
この空間は、チェックインの間、旅路の疲れをしばし癒してくれました。
こちらにもテュネルのあかり。
テュネルが手がけるあかりは、その場の雰囲気に温かみを添えます。
ロビーには上品でやさしい空気が流れているようでした。
さきほどの入口とは別の側から見たソコスホテル・ヴァークナ(翌日夜に撮影)。
内装の優美さに比して、外観は勇ましく男性的。軍艦っぽくもある。
左手奥にあるのがヘルシンキ中央駅。
周辺にはデパートやショップ・多くの施設、美術館などがあり、人気の観光スポットであるヘルシンキ大聖堂やマーケット広場、デザイン地区なども徒歩で行ける!
観光者には嬉しいことばかりです。
ヘルシンキで初めての夜 ソコスホテル・ヴァークナはお部屋も可愛い!
さあ、エレベーターで7階客室階に上がります。
降りるといきなり雰囲気満点のエレベーターフロア。おしゃれ!
鏡も素敵……!
うーん。フォントも可愛いぞ。。
お部屋に入ります。
モダンで快適な印象の客室。
ロビーにいた鳥さんがベッド上部に一羽迷い込んでいる!
ホテルのシンボル的存在。鳩なのかな?
椅子のファブリックが可愛い。
こちらの椅子はおそらくロビーのハイバックチェアと同様、ルナー・エンブロムデザイン。
先ほどのエレベーターフロアにもありました。
エクストラベッド。テーブルの上にはダイヤル式電話が!
1950年代の雰囲気とオリジナルのデザインを維持しながら、このホテルは幾度かの修復工事を経てきたそうです。建物が部分的に文化的保護を受けているため、工事はヘルシンキ市立博物館の協力のもと行われたとのこと。
バスルーム。ドアががっしりとしています。アメリカのホラー映画に出てきそう 笑
清掃も行き届き、清潔な印象でした。
窓からの眺めはこんな感じ。
すぐ下をトラムが通ってます。
ここからどこにでも行けそう。
ヘルシンキの美しい街並みを一望! 絶景レストラン「10 Kerros」で朝食ビュッフェ
レストランにはテラスがあり、ヘルシンキの中心部〜遠い街並みまでが見渡せました。
左手の趣きのある建物が、昨夜降り立ったヘルシンキ中央駅。
正面奥に見えるのが、ヘルシンキ大聖堂。
夜明け直後の大聖堂。美しい。。
しだいに明るくなってきた。
駅を行き交う人々。通勤時間帯。
レストランに入る前のスペースはこんな感じ。窓の外がテラスになっています。
フロアランプはパーヴォ・テュネルの「チャイニーズ・ハット」。
ドアの向こうにはサウナもある模様。
鏡越しにながめる。美しくもあたたかな空間。
サインのあるガラス越しに見る階段ホールに鳥さん達。鳩ではなくカモメかも?
さあ朝食ビュッフェです。お腹が空いたぞ!😋
「フィンランド伝統料理や国際色豊かな料理を提供しており、地元の食材を活かした料理が楽しめます。特に、フィンランド名物のサーモンやベリーを使った料理は絶品です」とのこと。
彩り豊かです。いただきまーす!!
そして今座っているこの椅子は!
Artek(アルテック)のサイトでも見る「ドムス・チェア」。
近代的な家具デザインの名作とも称される「ドムス チェア」は、イルマリ・タピオヴァーラにより、ヘルシンキの学生寮「ドムス アカデミカ」のためにデザインされました。 高い評価を受けたドムスチェアは、フィンランドを代表する椅子として「フィン チェア」という愛称でも呼ばれるようになります。
出典(画像も):https://www.architonic.com/en/product/artek-domus-chair-upholstered/1127087
イルマリ・タピオヴァーラ
ドムス チェア(アルテック)
さて、この素晴らしいホテルを起点としたヘルシンキ旅の始まりです!
オリジナル ソコス ホテル ヴァークナ ヘルシンキの情報
周りにはカンピ礼拝堂、アテネウム美術館や現代美術館、オーディ中央図書館など、徒歩圏内で見所がたくさん。
住所:Asema-aukio 2, 00100 Helsinki, Finland
電話番号:+358 20 1234600
公式サイト:https://www.sokoshotels.fi/en/helsinki/sokos-hotel-vaakuna
インテリア参考サイト:https://ifdm.design/2022/08/17/majestic-deja-vu/
フィンランド訪問「ヘルシンキ編」はこちら↓
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