未分類

嫌いだ。

ちまたでは、猫も杓子も「元気をもらった」「勇気をもらった」 のオンパレード。 この言葉、はっきり言っていけすかないです。 そういうこと言う人は大抵がいい人だからね、申し訳ないんだけどね。 勇気をもらう、というからには...
文学

『重力ピエロ』伊坂幸太郎著

『死神の精度』を読んだときは、新しい才能との出会いに驚愕した。 あちらこちらに仕掛けられた伏線、そしてそれらの見事な展開。 この人の製作ノートを見てみたい、SE出身なのできっと精巧なフローチャートのような形式なのではないか、と考えたりした。
文学

『バベル』/ アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督

場所と時間軸がめまぐるしく入替わる手法をとり(編集の若干の粗さは感じた)、立体的な世界観を演出する。前作の『21グラム』も同様だった。さまざまな事件や悲劇は起こるけれども、いわゆる悪人は一人も出てこない。
アート

『死後体験』坂本政道 著

著者の死に対する強い好奇心から始まった、死への探究の旅。 モンロー研究所の音響技法・ヘミシンクを用いた体験の報告では、死後の世界のようす、死者の意識のありよう、ハイヤー・セルフやトータル・セルフとの出会いなどが詳細に記されている。
未分類

夢で残像

今朝見た夢は、トイレが溢れて糞尿まみれになる、というもの。 汚物が衣服につき、自分は手洗いで懸命にそれを洗い流している。 その隣の個室では、と言っても仕切りがないので丸見えなのであるが、パーティ準備の真っ最中である。 ケータリングが呼...
未分類

わたしのスキマアナ

6時からの10分だけなの  そんなあなたはスキマ・アナ  ニウスの質には動じないのよ  クールに淡々スキマ・アナ
アート

『AMEBIC』金原ひとみ著

彼女に関しては文学の資質はもちろん、その美的感覚に粋なものを感じる。主題そのもののチョイス、物語の展開の仕方、文章のリズム、言葉の選び方、さらにはちょっとした諧謔味などに小手先だけでは果たせない才能を感じてしまう。ことの運び方がスマートなのだ。読む快感を感じさせるのは、町田康と通ずるのかも。
アート

『嫌われ松子の一生』中島哲也監督

ストーリーの緩急も気持ちよかった。 終盤の松子の死以降の映像は秀逸である。 松子のおいが踏み混んだ彼女の臨死の境地を、我々も共に体感する。 カメラワークがすごい。まるで魂になってあちらこちらに瞬間移動するように、時間も空間も超越して跳んでいく。景色、情景も既視感を感じるような色味で成り立っている。浮遊感は延々と続く。
アート

銀幕の残像

静かなたたずまいの奥に広がる、気が遠くなるほど豊かな世界。 小川洋子の小説に流れる雰囲気を、きっと忠実に再現している のだろう。 原作、まだ読んでないけど。 宇宙の根源的な真理みたいなものを小説で描くのが夢だ、というようなことを、彼女は以前どこかで書いていた。 今回映画を見終わった後に、それを思い出した。
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