PHOTOGRAPH

アート

珠玉の瞬間「至近距離の宇宙」展 @東京都写真美術館

フライヤーの斎藤陽道氏の作品を見たくて、この写真展に出かけた。 思ったよりも大きなサイズ。 赤ちゃんの目の先に舞う、(ホコリだと思われる)光の粒がほんとにきれい。 これがこんなに美しく見えるのは、赤ちゃんの瞳にも光が宿っているから。 光に照らされた赤ちゃんの指先がぴんと伸びているから。 「なんなのだ。この生まれて初めて見るきらきらとしたものは!?」 赤ちゃんの目というフィルターを通して、わたし達も景色の圧倒的なながめを発見する。
アート

窓展:窓をめぐるアートと建築の旅 @国立近代美術館

東京国立近代美術館に窓展に行きました。 仮に人間存在を主体としたとき、外の世界に対して開かれる窓と言ったら? 目、耳などの五官や頭、心、腹か。そんなことを考えながら展示に向かいました。
アート

話しているのは誰? 現代美術に潜む文学 @国立新美術館

反体制的なメッセージを感じさせるものや、資本主義への疑問、淡々と社会を写し取る写真群など。どれも社会性を帯びた作品ばかりだった。いや、そんな大上段に構えた物言いはそぐわないのかもしれない。なぜならば、彼らが扱っているのは実際、身近なながめや出来事ばかりだから。
アート

21st DOMANI・明日展

「DOMANI・明日展」は、文化庁の支援のもと海外で研修を受けたフレッシュな美術作家たちのショウケース。 びっくりさせられるようなものを見せてくれる芸術家はいないかなーと毎回楽しみに見に行っている。
アート

「アジアにめざめたら」東京国立近代美術館

「アジアにめざめたら」@東京国立近代美術館に行きました。
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幻想的なレアンドロ・エルリッヒ「スイミング・プール」 〜金沢21世紀美術館に行ってきた!

タレルのこちらを見たかった!あまり混んでおらず、椅子に座って天を見上げ、ゆったりと鑑賞。時が経つのを忘れてしまいそう。 この日は流れる雲がとても速く、真っ白な雲が現れては消え、壁に落ちる日差しが薄くなったり濃くなったり。
アート

京都観光と大阪・千里川の土手

永観堂ではこの日、火災避難訓練が行われており、消防車が実際にお堂に向けて散水をしていた。取材なのか?ドローンもヘリも飛んでおり、ちょっと物々しい雰囲気。青紅葉で名高い永観堂。この後さらに緑が瑞々しく輝きました。
アート

奥能登国際芸術祭(さいはての芸術祭)2017に行ってきた!

この芸術祭は、作家が「土地のちから」を前面に押し出して珠洲市の人たちと作り上げていった、という印象があり、それがとてもよかった。 地元の人がたくさん、観光客とともにアートを見て回っていることにも驚いた。何となく若い人ばかり目につくのかなと思っていたけど、例えば地元のおばあちゃんが単身でアートツアーに参加していたり。
アート

ニコン100周年記念写真展 高砂淳二「LIGHT on LIFE」

愛らしい。美しい。神々しい。 そう感じるこころをたよりに自然とコミュニケーションを図りながら撮影してきた、と高砂氏はいう。 なるべく自然を愛でるようにして世界を撮って回っている、という言葉には、地球への大きな敬意を感じる。 見ていてとても良い気持ちになる写真展だった。
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「ソール・ライター展」@Bunkamura 〜 伝説の写真家は日常への愛を撮る

「わたしが写真を撮るのは自宅の周囲だ。 神秘的なことは馴染み深い場所で起きると思っている。 なにも、世界の裏側まで行く必要はないんだ」 ソール・ライター語録の中で一番好きなのはこれ。 その言葉通り、彼の作品の多くは、彼が60年間住んでいたイースト・ヴィレッジのアパートとその界隈で撮られている。
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軍艦島(端島)に行ってきた!

軍艦島を訪れるには、ツアー参加予約が必須。我々が申込んだのはやまさ海運主催のツアー(軍艦島上陸周遊クルーズ)で、早朝から港に移動して、フェリーに乗り込んだ。タイムスケジュール(所要時間)はおおよそ以下のような感じ。[1便] 09:00長崎港発 → 09:30軍艦島着 → 10:30軍艦島発 → 軍艦島周遊 → 11:30長崎港着 出典:やまさ海運株式会社HP
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「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展

とてもメッセージ性の高い展覧会だった。<今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない>は、我々の文明が終わる33のシナリオで構成されている。建築家、養蜂家、軍国主義者、宇宙飛行士、コメディアン。あらゆる職業者の口から語られる、「今日、世界は死んだ。もしかすると昨日かもしれない。…」から始まる、この文明の終焉を告げる文章。世界の終わり方の33通りのかたちが、それにまつわる杉本氏の作品や関連のオブジェや古道具や歴史的資料とともに提示されている。
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