アート

『チャロー!インディア』インド美術の新時代

インドの現代美術については何の知識もなかった。 ひとりのアーティストも知らないし、どんな作品が作られているのかも知らない。 だがきっと活力を得られることだろうと、浮き立つ気持ちで出かけた。
文学

『蜻蛉玉』 内田百閒

作者と思われる語り手が、ある時友人から蜻蛉玉を一つ もらった。 台湾のもので、大きさは小指の先ほど。鮮やかな青磁色に 白いすじが走った球である。 「私」は真ん中にあいた細い穴に白い絹糸を通して球を 吊るし、床脇の額の釘に特に理由もないままぶら下げて おいた。
アート

続・渦巻という装置

画像は「蛇の回転」というタイトル。(静止画像である蛇の円盤が勝手に回転して見える)これのポスターが、ヴィレッジヴァンガードで売られているのを見た。欲しい!
アート

渦巻という装置

Mandala Design & Chemicals の sachi です。 唐草倶楽部主宰 haru さんのブランド、haru.Japan
アート

フェルメール展@都美術館

光の描き方がやはり格別だ。他の画家のものとどう違うのかな。 光と影の明度差がきっとはっきりしているのだ。光フェチだよな。
文学

小池真理子の『ストロベリー・フィールズ』

主人公の女医・夏子を慕う平岡旬が腹を切って自殺未遂 をした。 11月25日の第369話。 三島由紀夫が割腹自殺をした憂国忌、その日である。 それはきっと、小池の三島へのオマージュ。 密やかだけど、カッコいいな。
文学

時空を超えた最上級の愛情表現『シズコさん』佐野洋子著

壮絶であった。すべてさらけ出して、まっ裸になって自分と母親、そして家族のことを描き出している。全編にわたり、死ぬ前に何が何でも描いておかなくては、というような気迫にあふれている。とくに母親が呆けてからの最終章は凄まじかった。
アート

Mr.Children「花の匂い」半崎信朗氏の描くミュージックビデオが素晴らしい!

全編、半崎信朗氏の描くアニメーション世界で成り立つ。 かぎりなく詩的で、叙情性が高い。 モノクロの中で、ときおり色がさすカットが美しく、 それは息をのむほどである。 ミクロからマクロへの展開も夢のよう。
アート

極彩色の世界観『パコと魔法の絵本』中島哲也監督 が好き

オープニングからエンディングまでひたすら目の覚めるような極彩色。好きな人にはたまらない色彩の洪水。前作よりもCGを多く使っているが、これがまた実写とうまく共存しているのだ。CGの色味のどぎつさと同じくらい、実写も毒々しい色色色。それでも全体としてきちんとしたまとまりを見せている。
アート

100% ノーベル賞 week 2008 ~ 神はサイコロを振るか

これは一般の人向けの読み物である。 タイトルが固すぎるのでとっつきにくいかもしれないとは思う。でもせっかくのノーベル賞 week。 こんな本をきっかけにサイエンスの秋はいかがですか。
アート

『大岩オスカール ~ 夢見る世界』

一目見たとたん、大好きな画家になってしまった。 サンパウロ出身で、ニューヨーク在住。 東京でも十年くらい下町をテーマに描いていたらしい。 圧巻は大きな絵。
アート

『コロー~光と追憶の変奏曲』@国立西洋美術館

特に奇抜な、眼を引く特徴は何もない絵画なのに、自分はそれらになぜ惹かれたのだろう。同じようにピースフルなイメージのある印象派のモネやルノアールはくそつまんない!のに。  端正なんだなあ。あらゆるところがさ。特に樹木がよい。 木々の枝のしなり具合や、幹との太さのバランス、勿論、自然を忠実に描いているのだろうけど
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