「空海と密教美術展」東京国立博物館で曼荼羅を観る!

アート
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空海と密教美術展を観に、東京国立博物館に行ってきました。

 

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~この夏、マンダラのパワーを浴びる。~

展覧会のコピーがこれ。ずばり直球です!

 

展示作品約100件のうち、98.9%が国宝・重要文化財、会場全体が、密教宇宙を表す「大曼荼羅」となります。

 

混雑はしていたけれど、会場内には心地よい気が流れているように感じた。

自分の今日の目的は金剛界曼荼羅。仏像にはあいにく興味がないので。だってなんだか住む世界が違うんだもの。当たり前だけど。。

ところが、、
入場の時は「阿修羅ブームだって知らないわ」というつもりでいたのに、回っているうちにあれれ?薬師如来坐像の背中の窪みに見とれてしまったり、降三世明王立像のきめポーズが気になったり。

 

 

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メタルポーズ、、じゃないよね?
 


マキシマムザホルモンさん
 

そして穏やかな仏像の表情を眺めているうちに半催眠状態に。
眠くて仕方がなくて、ストレッチャーかなんかで誰かに運んでもらいながら横になって観て回りたいとすら思う。

 

この日初めてわかったことは、仏像というものは斜め後ろ辺りから見たりすると俄然親しみが湧く、ということ。
ちょっと小太りの近所のお兄ちゃんといった感じにも見え、声をかけたくなるような親近感に自分でも「え?」と思った。住む世界、めちゃくちゃ近いじゃないか。

 

 

肝心の金剛峰寺の金剛界曼荼羅は、その意外な大きさにびっくり。
縦横ともに3メートル近くあるだろう
その前に立つと、吸い込まれそうな迫力だ。これが世界だ。

この曼荼羅は「血曼荼羅」と言われている。
対となる胎蔵界曼荼羅の大日如来の頭部の絵に、平清盛の血液が混ざっているのだという。

ちなみに自分が見に行った時は、金剛界のみの展示。
明日からは胎蔵界曼荼羅の展示が始まる。
Mandala Designの名にかけて、もう一度足を運ぶつもりですよ。

 

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胎蔵界曼荼羅(重要文化財)
弘法大師・空海の生涯と密教美術の世界

「空海と密教美術展」
会期:2011年7月20日(水) – 9月25日(日)
会場:東京国立博物館 平成館 (上野公園)
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