フィンランド訪問「ヘルシンキ編」 #13 ヘルシンキ観光なら絶対に持ちたいお得なパス!ヘルシンキカードとは

ヘルシンキ観光なら絶対に持ちたいお得なパス!ヘルシンキカードとはデザイン
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マンダラデザインアートブログのsachiです。

2024年11月、ドイツ・デュッセルドルフ経由でフィンランドを初めて訪れました。
長らく北欧に憧れてきた自分にとって、ヘルシンキの街並みは目に映るもの全てが美しく、貴重な6日間となりました。

今日はヘルシンキ観光なら便利でお得!な「ヘルシンキカード」についてです。

 

ドイツ デュッセルドルフ滞在記はこちら↓

 

ヘルシンキカードとは?お得なの?

ヘルシンキカードは、ヘルシンキ市が提供する観光用パス
美術館や観光スポットへの入場、公共交通機関の乗り放題がセットになっており、携帯すればヘルシンキを効率よく巡ることができる、旅行者にとっては是非とも持っていたいカードです。

 

ヘルシンキ観光なら絶対に持ちたいお得なパス!ヘルシンキカードとは

お世話になったマイ・ヘルシンキカード

 

ヘルシンキカードは2種類、有効期間はそれぞれ3種類

ヘルシンキカードの種類と有効期間は以下の通り。

● ヘルシンキカード・シティ(HELSINKI CARD CITY
ヘルシンキ市内で使える。市内交通・美術館・観光施設が対象。

● ヘルシンキカード・リージョン(HELSINKI CARD REGION)
上記に加えて空港(ヴァンター空港)への公共交通アクセスも含む。

有効期間は 24時間 / 48時間 / 72時間 から選べます。

 

ヘルシンキカードを利用できる場面を具体的に列記すると、

1. 公共交通機関フリーパス
トラム、バス、地下鉄、フェリー(市営のスオメンリンナ島行き含む)が乗り放題

*HELSINKI CARD REGIONなら空港鉄道(I線・P線)も対象

2. 美術館・博物館 入場無料
例:
アテネウム美術館
デザインミュージアム
キアズマ現代美術館
国立博物館
スオメンリンナ要塞の一部博物館
など多数

3. 観光ツアー参加
ヘルシンキ市内バス観光ツアー
ヘルシンキ観光ボートツアー(夏季のみ)

 

我々はスケジュールを考慮し、HELSINKI CARD CITYの3日券(72時間)を、日本にいるうちにべルトラにて購入。(オンラインで買うと「モバイル版(アプリに表示)」か「バウチャーを現地で引換え」を選べます)
2024年11月時点では82ユーロ(13,945円)でした。

 

「バウチャーを現地で引換え」を選んだので、ヘルシンキ2日目の昼過ぎにカードを取りに、デパートのストックマンへルシンキ8階サービスポイントへ行きました(滞在ホテルから徒歩5分)。

  • Department store Stockmann Helsinki
    住所:Stockmann, Aleksanterinkatu 52, 8階サービスポイント
    営業時間:月~金 9:00-21:00, 土曜 9:00-19:00, 日曜 11:00-18:00(要確認)

他にも受け取りポイントはあるし、ヘルシンキ空港の観光案内所、ヘルシンキ中央駅観光案内所など現地での直接購入も可能です。

気軽に買えるね!

滞在ホテルはこちら↓

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美術館好きならばヘルシンキカードははずせない!

美術館や博物館をたくさん巡りたい人、公共交通を頻繁に使う予定の人、市内観光バスやボートツアーに参加したい人!
ヘルシンキカードはこんな人にこそおすすめです。

逆に「徒歩中心であまり施設などには入らない人」が購入しても元は取れないかもしれません。。

 

我々がトラムやバスなどの公共交通機関を使うとき以外に、ヘルシンキカードを見せて入場したのは以下の施設です。

テンペリアウキオ教会(Temppeliaukio Church – Rock Church)
→ 本来なら入場料1,331円(事前調べ・2024年11月当時)

フィンランド訪問「ヘルシンキ編」 #11 岩盤をくり抜いて造られたテンペリアウキオ教会に行った!
テンペリアウキオ教会(Temppeliaukio Church)は、ヘルシンキのトーロ地区(Töölö)にある、岩盤をくり抜いて造られたユニークなルーテル教会*です。*ルーテル教会は、マルティン・ルターの宗教改革を起源とするプロテスタントの一派上から見るとこんな風。住宅地に降り立った宇宙船みたい! 画像出典:https://temppeliaukionkirkko.fi/(公式サイト) 建築家の兄弟ティモ&トゥオモ・スオマライネンによって設計され、1969年に完成したこの教会は、花崗岩の岩盤をそのまま活かした内装と、中央に構える銅のドーム型天井が特徴。観光客の間では「ロックチャーチ」という愛称で呼ばれているそう。確かにその通り。

 

アモス・レックス(Amos Rex)
→ 3,329円

フィンランド訪問「ヘルシンキ編」 #7 ヘルシンキの美術館「アモス・レックス(Amos Rex)」はクールな現代アート基地
この美術館、上から見ると圧巻のながめ。アモス・レックスを設計したのは、フィンランドの建築家集団・JKMMアーキテクツ(JKMM Architects)。地上1階のドーム部分は、誰もが自由に寛ぐことができる広場になっている。そして展示スペースはすべて地下。撮影は禁止だったけど、柱や仕切りのない空間で、美術館自体が一つのアート作品のようでした。自分が行ったのは夜だったけど、日中はドーム天窓からの自然光で、独特の開放感と非日常感を感じられるのだそう。素敵。

 

国立近代美術館(Kiasma)
→ 
3,661円

フィンランド訪問「ヘルシンキ編」 #12 ヘルシンキ現代美術館「キアズマ」に行った!
ヘルシンキ現代美術館の愛称「キアズマ」は、ギリシャ語で「交差」や「交差点」を意味する言葉。1992年のコンペで応募総数516件の中から、この「Chiasma(交差)」案が選ばれ、キアズマという名前で具現化されたそう。街の様々な視点や文化が交わる場所を想定しながら設計を手がけたのは、アメリカの著名な建築家スティーヴン・ホール氏。画像出典:https://kiasma.fi/展示空間全てに自然光が入るよう計画され、太陽軌道をも味方につけた「奇跡の建築デザイン」と言われているのだって。

 

デザイン博物館(Design Museum)
→ 3,329円

フィンランド訪問「ヘルシンキ編」 #5 デザイン美術館は北欧デザインの聖地!その建物も魅力的
常設展ではフィンランドデザインの奥深さに触れる。デザイン美術館のハイライトは、なんといっても充実した常設展!アルヴァ・アアルトのガラス器や家具、カイ・フランクの食器、マイヤ・イソラのマリメッコのテキスタイルなど、フィンランドを代表するデザイナーたちの名作がずらりと並んでいました。北欧デザインのシンボル、アルヴァ・アアルトのアアルトベース。このフォルム、フィンランドのサイマー湖からインスピレーションを得たのですって。

 

ヘルシンキ市立美術館(HAM Helsinki Art Museum)
→ 2,647円

フィンランド訪問「ヘルシンキ編」 #9 ヘルシンキ市立美術館(HAM= Helsinki Art Museum)に行った!
カモメがシンボルのヘルシンキ市立美術館はヘルシンキ中央駅から徒歩で。HAM(ヘルシンキ市立美術館)はTennispalatsi(テニスパラッツィ)という1930年代建造(2015年改装)の建物内にあります。建物の入り口には巨大なカモメの顔の彫刻がシンボルのように展示されています。こちらは Villu Jaanisoo(ヴィル・ヤーニソー)の「かもめ」(Lokki=Seagull)という作品とのこと。パブリック・アートという位置づけになるそうです。入ってすぐのところにミュージアムショップがあり、誰でも入れます。アートの本はもちろん北欧雑貨などおしゃれなものがたくさんありました。入り口付近。ムーミンの世界観がお出迎え。美術館入り口。我々はヘルシンキカードを提示して入場しました。(ヘルシンキカードは大変お得。後日ブログに書こうと思います!)ムーミン好きでなくても必見!フィンランドを代表する画家 トーベ・ヤンソン パラダイス展「トーベ・ヤンソン 〜 パラダイス」展は、日本でも愛される「ムーミン」の作者トーベ・ヤンソン(1914–2001)のパブリック・アート作品を初めて一堂に展示する展覧会。

 

→→→ ヘルシンキカードがなければ、美術館入場料などで合計14,297円!
お得だし、入場券購入などの煩わしさがないので快適でした。
交通機関に乗る際にもカードを機械にピッと当てるだけでOK。
個人的には乗車券購入の心理的ストレスから解放されるメリットはとても大きかったです。

 

参加したいのに時間的に無理……というのも多かった。それは残念!
次回の来訪ではもっとたっぷりと時間を取りたい!と思いました。

行きたいのに時間切れだったヘルシンキカードが使えるその他の施設

・アテネウム美術館(Ateneum Art Museum )3,661円
・ヘルシンキ市内パノラマバスツアー(10月~4月)
・ 世界遺産 スオメンリンナの要塞
・ヘルシンキ運河クルーズ(5月~9月)
・ヘルシンキ市内 ホップオン・ホップオフ観光バス(5月~9月)

フィンランド訪問「ヘルシンキ編」はこちら↓

フィンランド訪問「ヘルシンキ編」 #9 ヘルシンキ市立美術館(HAM= Helsinki Art Museum)に行った!
カモメがシンボルのヘルシンキ市立美術館はヘルシンキ中央駅から徒歩で。HAM(ヘルシンキ市立美術館)はTennispalatsi(テニスパラッツィ)という1930年代建造(2015年改装)の建物内にあります。建物の入り口には巨大なカモメの顔の彫刻がシンボルのように展示されています。こちらは Villu Jaanisoo(ヴィル・ヤーニソー)の「かもめ」(Lokki=Seagull)という作品とのこと。パブリック・アートという位置づけになるそうです。入ってすぐのところにミュージアムショップがあり、誰でも入れます。アートの本はもちろん北欧雑貨などおしゃれなものがたくさんありました。入り口付近。ムーミンの世界観がお出迎え。美術館入り口。我々はヘルシンキカードを提示して入場しました。(ヘルシンキカードは大変お得。後日ブログに書こうと思います!)ムーミン好きでなくても必見!フィンランドを代表する画家 トーベ・ヤンソン パラダイス展「トーベ・ヤンソン 〜 パラダイス」展は、日本でも愛される「ムーミン」の作者トーベ・ヤンソン(1914–2001)のパブリック・アート作品を初めて一堂に展示する展覧会。

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