考察 こころ動かされた鴨居玲展「踊り候え」
ILLUSTRATION
中国最先端 〜 C.H.I 池磊(チリ)@ DIESEL ART GALLERY
どの作品にもとびっきりの勢いがあり、かつ、少しの野暮ったさがありました。 最新のデジタルという洗練の中に垣間見られる少しの野暮(ダサさ)というのは大きな魅力だと個人的には思う。
奥能登国際芸術祭(さいはての芸術祭)2017に行ってきた!
この芸術祭は、作家が「土地のちから」を前面に押し出して珠洲市の人たちと作り上げていった、という印象があり、それがとてもよかった。 地元の人がたくさん、観光客とともにアートを見て回っていることにも驚いた。何となく若い人ばかり目につくのかなと思っていたけど、例えば地元のおばあちゃんが単身でアートツアーに参加していたり。
『まばたき』穂村弘 作 酒井駒子 絵
とるに取らない一瞬にも「永遠」がきちんと織り込まれている。そんなことを思った作品。 その一瞬だけで成り立つような単純な時間というのはおそらくあり得ず、すべての瞬間が美しい絹織物のように複雑に絡み合い世界を宇宙を構成している、と。
「and/or展」
『第2回 and/or展』 絵画、版画、写真、CG、立体、書、イラスト、グラフィック、詩画などの様々な分野の表現者たちの競演
「2014ONION感謝祭★展」
麻布十番にあるアートギャラリーAzabujuban Galleryにて催されたONION(鬼塚哲郎)氏の『2014ONION感謝祭★展』(8月18日まで)に行ってきました。
「ルドルフ・シュタイナー展」@ワタリウム美術館
そこで見るのは、意味なんかすべてとっぱらったそれそのものの本質的な姿なのだと思う。 けれども、そんなもんいちいち確認していたら日々消耗するばかりなので、ひとは通常運転ではそれらのことに気を配らず生きていくようにできている。ある意味では、本質世界をばっさり排除した、現実世界ストーリーの中に生きているとも言えるかも。それってだけど、なんかつまんないよなー
「六本木クロッシング2013展:アウト・オブ・ダウト―来たるべき風景のために」
3.11以降、この国には様々なことが起こっています。 私たちは、原発が三基同時にメルトダウンという、人類がかつて経験したことがない事故を起こしました。 そして、我々の祖先が何千年も大切にしてきた国土と海を汚しました。 (私は、悪い夢なら早く覚めて、と何度も思いました) 福島第一原発では今もなお、地球上で誰も試みたことのない、使用済み燃料棒取り出しという危険な作業が続けられています。くわえて、現政権は原発再稼働や憲法改悪に前のめり。
MoMA | Century of the Child
今日は、20世紀以降の現代美術の発展と普及に大きな役割を果たしてきたMoMA(ニューヨーク近代美術館)の特別サイトをご紹介。
会田誠展「天才でごめんなさい」@森美術館
会田誠展「天才でごめんなさい」 森美術館 を見てきました。感想は、そりゃこんな展覧会は天才にしかできないな!ということ。タイトルは、あるいは「変態でごめんなさい」でもよかったかもしれないな、と思いました。いや決して悪い意味ではないです。いい意味です。笑
TOKYO DESIGNERS WEEK 2012
Mandala Design & Chemicals sachiです。 今年も行ってきました 「TOKYO DESIGNERS WEEK 2012」 すでに終了しましたが、面白かったので、撮ってきた写真とともにレポートします。
「アラブ・エクスプレス展:アラブ美術の今を知る」森美術館
面白かった。だが、この日自分はまたしても自らの考えの甘さに気づくことになった。それはまさしく、西洋人が日本に抱く「フジヤマ」「芸者」「忍者」イメージの幻想。つまり、どういうことかと言うと、もっと唐草紋様やいわゆるアラビックテイストな何かを期待して出かけたのに、このアラブの現代美術展に展示されている作品の多くは、普通の「コンテンポラリー・アート」だった、ということ。アラビア文字とかのカリグラフィーや、幾何学模様なんかを活かした作品を見ることになるだろうと思っていた自分は、肩すかしを食らったような気分になったのだった。
虹色グラデーション!靉嘔(あいおう)ふたたび虹のかなたに@都現代美術館
靉嘔(あいおう)という人は名前を聞いたこともなかった。 中国の人だとばかり思っていたのに、鑑賞の途中で茨城出身の日本の美術家だと知った。