日々の残像を、ゆるゆるメモします。
アイキャッチ、記事内画像は CINRA.NETよりお借りしました。
今更だけど、映画『ジョーカー』を観た。
一般公開前に「ヴェネチア国際映画祭」で金獅子賞を獲得したそうだ。
前情報がなく(バットマンの宿敵ジョーカーはどのようにして生まれたか?という映画であることを完全に忘れていた)久しぶりに純粋なハリウッド・エンターテーメントを楽しもうと見始めて、思いがけない展開にお菓子をつまむ手が止まった笑
勧善懲悪といったものではない世界観が、次第にスピードをあげドライブ。
単純にひとの血が大量に飛び散るというシーンもあり、観ていてどんどん辛くなる。
恵まれない生い立ちのジョーカーは気の毒で、この作品が弱者を軽んじる非道な社会に突きつける異議申し立て、の意味を持つというのも理解できた。
社会派映画とはじめから捉えていたら、感じ方はまた違ったと思う。
映画を観るのにも、体力と気力が必要だ。
しかるべきにもう一度、見直そうと思った。
主人公アーサーの最後のピエロの装いがアーティスティックで目がさめるようだった。
『ジョーカー』
監督:トッド・フィリップス
脚本:トッド・フィリップス、スコット・シルバー
出演:ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロほか
すべては通り過ぎてゆく。
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