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マンダラデザインアートブログのsachiです。
「生活と芸術―アーツ&クラフツ展」
ウィリアム・モリスから民芸まで @ 東京都美術館
に行きました。
楽しみにしていました!
集められたものは、自分にとっては垂涎の的となるものばかり。
アーツ&クラフツとは、19世紀後半にイギリスで興ったデザイン運動。
手仕事の良さを見直し、自然や伝統に美を再発見し、シンプルなライフスタイルを提案することを志していました。
今回の企画展は、ウィリアム・モリスを中心とするイギリス、ウィーン工房がひときわ輝いたヨーロッパ、そして民芸運動が花開いた日本での美しい作品などからたどるというもの。
装飾芸術の殿堂、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館(V&A)との共同企画で、V&Aと国内の美術館などから、家具、テーブルウェア、ファブリック、服飾、書籍やグラフィック・デザインなど約280点を一堂に出品します。
出典:「生活と芸術―アーツ&クラフツ展」
ウィリアム・モリスから民芸まで @ 東京都美術館
自分はウィーン分離派の作品群に特に惹かれているので、そのコーナーがやはり一番見応えがあった。
ウィーン分離派とは、 1897年にウィーンで画家グスタフ・クリムトを中心に結成された新しい造形表現を主張する芸術家のグループ。
第13回ウィーン分離派展ポスター
グスタフ・クリムト
第1回分離派展ポスター(検閲前)(こちらの展示はありません)
ヨーゼフ・ホフマン、オットー・ヴァーグナー、マッキントッシュらの作品が素晴らしい。いずれもその時代の息吹を感じさせ、洗練された美にうっとりしてしまう。
チャールズ ・レニー・ マッキントッシュの椅子
(これらは企画展とは関係ありません)
追記:
ウィーン分離派時代の建築物や作品を見に出かけた旅についても書きました。
そしてこの企画展、ポスターやチケットなどのグラフィックのセンスがまたよかった!
チラシの裏面とパターン違いのチケット
これらは、Glanzの大溝裕氏の手によるもの。
昨年末にサントリー美術館で行われたピカソ展のデザインも彼らのお仕事だそうだ。
的確さと美しさを兼ねたアプローチは秀逸だと思う。
「生活と芸術―アーツ&クラフツ展」ウィリアム・モリスから民芸まで
は、上野の東京都美術館にて4月5日まで。
(ちなみに自分はウィリアム・モリスはリビングの壁紙にしてしまう
くらい好き!)
コメント
sachi
素敵すぎる!
格好よすぎる世界!
芸術的な表現の世界に
ただただ酔いしれるばかり。
私もピカソ展行きました。
sachi宅の壁紙も実際に見ないとな
お願いします
了解也!