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アート

圧倒的存在感!加藤泉 「 LIKE A ROLLING SNOWBALL」展 @原美術館

土俗的・呪術的なエッセンスがやや薄まり、誤解を恐れずに言えば、洗練されポップになっていたように思う。カラフルな色遣いが前面に押し出されて、おどろおどろしさとか禍々しさが薄れた分、インパクトも減った。減ったと言っても前と比べて、というだけで依然として強烈だ。
アート

話しているのは誰? 現代美術に潜む文学 @国立新美術館

反体制的なメッセージを感じさせるものや、資本主義への疑問、淡々と社会を写し取る写真群など。どれも社会性を帯びた作品ばかりだった。いや、そんな大上段に構えた物言いはそぐわないのかもしれない。なぜならば、彼らが扱っているのは実際、身近なながめや出来事ばかりだから。
アート

特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」

密教の理解には言葉ではなく曼荼羅や彫刻などの造形物が相応しい、という師の教えに従い、当時の空海は色々と工夫をしながら、さまざまなことをプロデュースしていった、という印象を受けた。 強烈なクリエイター。空海大先生。
アート

「天文学と印刷」展@印刷博物館の図録が素晴らしかった!

小石川にある印刷博物館に、「天文学と印刷〜新たな世界像を求めて」展を観に行きました。 何が素晴らしかったって、図録やフライヤーの意匠! 個人的にここ数年でもっとも興奮する美しさだった。
アート

「アジアにめざめたら」東京国立近代美術館

「アジアにめざめたら」@東京国立近代美術館に行きました。
アート

名和晃平「Biomatrix」 @SCAI THE BATHHOUSE

こういった「装置」とも呼びたくなるような作品、いいな。 つまりある程度の仕組みを人の手で作って設置し、そこで自然科学の摂理を垣間見ることができるようなインスタレーションが大好き。 今見たものがもう先ほどとは違う振る舞いを見せている。そんな、摂理の中の不規則なながめそのものがアートになっているようなもの。
アート

幻想的なレアンドロ・エルリッヒ「スイミング・プール」 〜金沢21世紀美術館に行ってきた!

タレルのこちらを見たかった!あまり混んでおらず、椅子に座って天を見上げ、ゆったりと鑑賞。時が経つのを忘れてしまいそう。 この日は流れる雲がとても速く、真っ白な雲が現れては消え、壁に落ちる日差しが薄くなったり濃くなったり。
アート

三沢厚彦 ANIMALS IN TOYAMA 〜 富山美術館が素晴らしい!

富山美術館の立地は素晴らしいのです。 立山を望む富岩運河のすぐ近く。左に見えるのは世界一美しいながめと言われているスタバ!
アート

デイルチフーリ作品を観に。富山市ガラス美術館が素晴らしい!

デイルチフーリ作品は繊細かつ、ダイナミック。ガラスなのに、有機的な勢いに満ちている。本当に美しく、迫力があった。富山市ガラス美術館の建物自体が芸術品!建築家の隈研吾氏設計。表情豊かな立山連峰を想起させる外観。美術館内に図書館もあるのだが、それがまた隅々まで美しくデザインされており素晴らしい空間だった。
アート

奥能登国際芸術祭(さいはての芸術祭)2017に行ってきた!

この芸術祭は、作家が「土地のちから」を前面に押し出して珠洲市の人たちと作り上げていった、という印象があり、それがとてもよかった。 地元の人がたくさん、観光客とともにアートを見て回っていることにも驚いた。何となく若い人ばかり目につくのかなと思っていたけど、例えば地元のおばあちゃんが単身でアートツアーに参加していたり。
アート

虹色グラデーション!靉嘔(あいおう)ふたたび虹のかなたに@都現代美術館

靉嘔(あいおう)という人は名前を聞いたこともなかった。 中国の人だとばかり思っていたのに、鑑賞の途中で茨城出身の日本の美術家だと知った。
アート

「空海と密教美術展」東京国立博物館で曼荼羅を観る!

この日初めてわかったことは、仏像というものは斜め後ろ辺りから見たりすると俄然親しみが湧く、ということ。ちょっと小太りの近所のお兄ちゃんといった感じにも見え、声をかけたくなるような親近感に自分でも「え?」と思った。
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