考察 こころ動かされた鴨居玲展「踊り候え」
是枝裕和監督『歩いても歩いても』で描かれる実家というしがらみ
ある年代以上ならば、かならず思い当たることのある「実家」「血のつながり」に対する重い感情や、よきにつけ悪しきにつけ逃れることのできない、しがらみといったものを丹念に描いた作品。
アートなウシの丸の内ジャック!
CowParade東京丸の内 2008 というイベントが丸の内で行われている。 仕事の合間にちょいチェック。
cooool! アジアン! アジアデジタルアート大賞@東京ミッドタウンを見てきた
「アジアデジタルアート大賞 東京展」を観に、東京ミッドタウンのデザインハブに行ってきました。大賞作品はどれも素晴らしかった。中間耕平『SHATTER』は動画作品だが本当に美しく、うっとりした。もっと大画面で鑑賞したいな。
アバンギャルド・チャイナ!
丁乙(ディン・イー) スペースに入ってすぐに鮮やかな蛍光色が目に映る。 ピンク、グリーン、イエロー、極彩色世界! 色とりどりの米印などの記号で埋め尽くされた抽象画が、大小あわせて5枚。 そのキャンバスが白い壁にバランスよく配置されている。 近づいても遠目で見ても全体としてとても美しい。 ずっと見ていたくなった。欲しいです。アクリル。
「フリッカー・ナイト」
けれども、さらに数分経ったら、そんなことは感じなくなった。 映像を見ているうちに自分が目を開けているのか開けていないのかよく分からなくなってきた。勿論開けているのだけど、開けていてもものがよく見えていないから。しばらくすると、自分が見ているものが自分の意識の内側であるように思えてきた。
ミシェル・ゴンドリーの仕事
次に、『Let Forever Be』 このPVの魅力は、自分にとっては、快と不快とのボーダーを 越えたりまた戻ったりすることにある。行きたいのだけど、行きたくない。コミカルなのだけど、BADになりそう。気持ちが揺れ、鳥肌が立つ。女性の変な踊り方。微妙に変わる彼女の髪の長さ。ときおり見せる「あれわたしってどうしちゃったんだろ」みたいな表情。シーンが変わるプロセスで一瞬ぴたっと静止する画。
続・嫌いだ。
「勝ち組」「負け組」という言葉にも反吐が出る。 最近は下火になってきて本当によかった。 一時的に何かの点で有利だからといって、「勝ち」という組にくくって何になる。 勝ちというのは、見...
嫌いだ。
ちまたでは、猫も杓子も「元気をもらった」「勇気をもらった」のオンパレード。 この言葉、はっきり言っていけすかないです。 そういうこと言う人は大抵がいい人だからね、申し訳ないんだけどね。 ...
『重力ピエロ』伊坂幸太郎著
『死神の精度』を読んだときは、新しい才能との出会いに驚愕した。 あちらこちらに仕掛けられた伏線、そしてそれらの見事な展開。 この人の製作ノートを見てみたい、SE出身なのできっと精巧なフローチャートのような形式なのではないか、と考えたりした。
『バベル』/ アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督
場所と時間軸がめまぐるしく入替わる手法をとり(編集の若干の粗さは感じた)、立体的な世界観を演出する。前作の『21グラム』も同様だった。さまざまな事件や悲劇は起こるけれども、いわゆる悪人は一人も出てこない。
『死後体験』坂本政道 著
著者の死に対する強い好奇心から始まった、死への探究の旅。 モンロー研究所の音響技法・ヘミシンクを用いた体験の報告では、死後の世界のようす、死者の意識のありよう、ハイヤー・セルフやトータル・セルフとの出会いなどが詳細に記されている。
夢で残像
見た夢メモと、ひとりごと。 今朝方見たのは、トイレが溢れて糞尿まみれになる、というもの。。 汚物が衣服につき、自分は手洗いで懸命にそれを洗い流している。 その隣の個室では、と言っても仕切...