「天文学と印刷」展@印刷博物館の図録が素晴らしかった!
写真
神の宿る写真「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」展 @ 東京オペラシティ アートギャラリー
自分はなぜ、川内倫子の作品に惹かれるのか?改めて考えてみた。川内作品には、慌ただしい毎日のなかで後回しにしてしまいがちな大切なことを思い出させてくれる力がある。それは、ふと詩集を手に取り、束の間でも詩の世界にスリップした時の感覚にも似ている。そこはこの世ではないところだ。川内倫子の作品は、身の回りのものことを撮っているのにもかかわらず、「あの世」の佇まいがあると思う。神の視点を想起させるということなのかもしれない。
「野口里佳 不思議な力」展と「見るは触れる」展 @ 東京都写真美術館
「野口里佳 不思議な力」展と、「見るは触れる」展を観に、東京都写真美術館に行きました。 「野口里佳 不思議な力」展 野口里佳は1995年「写真3.3㎡(ひとつぼ)展」と19...
未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命 @森美術館(その2)
電通による「OPENMEALS」。観ていて、とてもワクワクした。 「食のデジタル化」をテーマとした食の進化についてのプロジェクトで、いくつかあるコンテンツのうち、今回展示されていたのは「SUSHI SINGULARITY」!!
未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命 @森美術館(その1)
イスラム建築で見られる「ムカルナス」という幾何学模様のパターンを参照して、コンピューターシミュレーションによりデザインを生み出したという。切断や組み立てもロボット任せ!AIによるアート作品とも言えるだろう。 めちゃくちゃクールだけどかなり気持ち悪い。フラクタル画像を見たときに感じる、神経を逆撫でする感覚を味わえる。でも最高に面白い!!
DOMANI・明日2020 傷ついた風景の向こうに @国立新美術館
今回の展示は、先の戦争や東日本大震災を核として生まれた作品が中心で、静かにこころに響くものが多かった。
珠玉の瞬間「至近距離の宇宙」展 @東京都写真美術館
フライヤーの斎藤陽道氏の作品を見たくて、この写真展に出かけた。 思ったよりも大きなサイズ。 赤ちゃんの目の先に舞う、(ホコリだと思われる)光の粒がほんとにきれい。 これがこんなに美しく見えるのは、赤ちゃんの瞳にも光が宿っているから。 光に照らされた赤ちゃんの指先がぴんと伸びているから。 「なんなのだ。この生まれて初めて見るきらきらとしたものは!?」 赤ちゃんの目というフィルターを通して、わたし達も景色の圧倒的なながめを発見する。
話しているのは誰? 現代美術に潜む文学 @国立新美術館
反体制的なメッセージを感じさせるものや、資本主義への疑問、淡々と社会を写し取る写真群など。どれも社会性を帯びた作品ばかりだった。いや、そんな大上段に構えた物言いはそぐわないのかもしれない。なぜならば、彼らが扱っているのは実際、身近なながめや出来事ばかりだから。
物を取り巻く空気や光をも描く 伊庭靖子展「まなざしのあわい」
伊庭靖子という画家についての前情報はなかったのだが、美術館で目にした上のフライヤーを見て、たちまち目を奪われた。油絵でもこれだけ透明感に満ちた表現が可能なんだ。。どの作品も光に溢れている。暗めの描写であっても、そこにはやはり控えめな光の存在を確かに感じさせる。
アートと不幸の関係とは?「ソフィ カル ─ 限局性激痛」展 @ 原美術館
この世に生きていて、悲しいとか苦しいという感情を持ったことのない人はいないと思う。だからこの展示はきっと、誰のこころにも響く。自身の不幸と重ね合わせて観たひとも多かっただろう。 始終頭に浮かんでいたのは、文学ジャンルの「私小説」という言葉だった。写真作品の展示で、個人的体験を時の流れに沿ってつまり時系列に並べていくものは初めて見た。
21st DOMANI・明日展
「DOMANI・明日展」は、文化庁の支援のもと海外で研修を受けたフレッシュな美術作家たちのショウケース。 びっくりさせられるようなものを見せてくれる芸術家はいないかなーと毎回楽しみに見に行っている。
「アジアにめざめたら」東京国立近代美術館
「アジアにめざめたら」@東京国立近代美術館に行きました。
京都観光と大阪・千里川の土手
永観堂ではこの日、火災避難訓練が行われており、消防車が実際にお堂に向けて散水をしていた。取材なのか?ドローンもヘリも飛んでおり、ちょっと物々しい雰囲気。青紅葉で名高い永観堂。この後さらに緑が瑞々しく輝きました。