LIFE

旅と音楽

【残像日録】ラブドラム〜 秋の京都で出会ったやさしい音色

去年の秋、京都を旅した時のこと。銀閣寺から伸びる哲学の道を永観堂に向けて歩いていると、何となく懐かしいような響きが耳に届いた。いつかのうたた寝の、夢の中で聞いたことがあるような、輪郭のあいまいな、やわらかい音色......。さらに歩いていくと、ひとりの青年が路上に座り、日差しの中で見たことのない楽器を奏でていた。黒くて大きくて繊細な彫り模様が入っている打楽器。それを抱え慈しむようにマレットで叩いている。まるで光と風と戯れるようなやさしい音色。響きが透き通っていて、自然の音に限りなく近い気がした。たちまち惹きつけられてしまった。ラブドラム(Rav Drum)という楽器だという。
アート

「現代アートの巨匠」ゲルハルト・リヒター展@ 東京国立近代美術館

棒線のとおり、その作品のバリエーションの豊かさには本当に驚いた!会場は特に順路を設けず、テーマや絵画の手法ごとに自由に作品を見渡せるように構成されていたので、先に進んだりまた戻ったりしながら鑑賞を楽しみました。撮影OKだったので、印象的だった作品をご紹介いたします。
アートとデザイン

「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」@Bunkamura ザ・ミュージアムに行ってきた!

「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」を観に渋谷の文化村ザ・ミュージアムに行きました。イッタラは日本人に非常に人気があるのに、大規模展が初めてというのは驚き。ブランドの歴史を追いながら、作品を時代ごと・作家ごとに展示しており、とても分かり易かった。どのスペースにも美しいプロダクトがずらりと並び、見応えを感じました。写真撮影は入り口など限られたところを除いて、NG。特設サイトの写真などをお借りして、以下特に好きだったものをご紹介いたします。

夏の終わりの北海道!その2〜 憧れの「白金青い池」へ。富良野・美瑛の旅

まず向かったのは「白金青い池」。ガイドなどを見ると、早朝は水面に光が差して美しいとありました。その日はどちらかというと曇りベース。時おり雲から顔をのぞかせるお日さまに願いをかけて、カメラを手に向かいました。神秘的。。このコバルトブルーは、「美瑛ブルー」とも呼ばれているそう。なぜこのように青いの?以下のサイトに解説がありました。それにしても、とうとう見れた、という感じでした。2012年にApple社の公式の壁紙として採用されてから、世界的に有名になった景色。ずっと訪れたいと思っていたスポットだったのです。

夏の終わりの北海道!その1 〜 積丹半島でウニを堪能&美しき小樽の街並み

お腹も心も満たされた昼食後は、次なる目的地・神威岬に向けて積丹半島をひた走りました。晴れたり曇ったりと不思議な天気。地図のかたちを実感できる岬などが見えると、心が躍りました。その最たるものが神威岬の先端!と思い訪れたかったのですが...... 残念ながらその日は強風で入場が許されませんでした。猛烈な風が吹いている。ほんとうに吹き飛ばされそう。チャレンカの小道を歩き始める。
残像日録

【残像日録】秋の悦楽お茶タイム#1 〜 ルピシアからのおたより

お茶の専門店「ルピシア」さんの会員(無料)になると、毎月「おたより」が送られてきます。* 購入後6ヶ月間。以後3,000円以上購入後、延長 https://www.lupicia.com この小冊子がとても素敵。ルピシアのお茶はパッケージデザインが可愛いと人気ですが、9月号ではそのデザインのできるまでが特集されていました。また、とても嬉しいことに、「おたより」にはお茶のサンプルが2個ついています。 (自分はそれ目当てで会員になりました 😋)
デザイン

【残像日録】Mandala Designのオリジナルトートバッグを作ってみた!

自分の屋号であるMandala Design & Chemicalsのオリジナルトートバッグをオンデマンドで作ってみました。想像以上に嬉しい(笑)サイズは30cm強のほぼスクエア型。マチも充分。5cmほどあります。まあ、トートバッグというよりもエコバッグに近いかも?今回注文したのはビスタプリントという印刷屋さん。2022年8月いっぱいで、日本から事業撤退するようです。とても便利に使わせていただいていたので残念です。
残像日録

【残像日録】香りという体験 〜 NOSE SHOPに行った

NOSE SHOPに行った。香りのうつったロートを鼻に近づけ嗅ぐタイプのテスターが並んでいる。久しぶりに色々な香りを試した。目を閉じて、「LOST IN TRANSLATION」という名の香りを嗅いだとたん、見知らぬ国の空港のロビーに降り立った気がした。それは、どこか暑い国であるが、若いころ住んだことのある東南アジアの空港ではない。訪れたこともない中近東都市のイメージの断片が、頭の中に広がる。その香りを身に纏いたいとは思わない。ただ、日常にうんざりし、自分の中にどこか殺伐としたものを感じた時に、そっとボトルのふたを開きたい。きっとそれは、しばしのマインド・トリップになる。印象の強い香りを嗅ぐことは体験である。そんなことを思った日でした。
残像日録

【残像日録】淡い色味がたのしい!カラフルミニ大福

色鮮やかなものが大好きです。それはお菓子も同じ。まずは目でたっぷりと楽しんでから、ゆっくり味わっていただく。さいこう。少し前に買ったカラフルな大福も眼福、至福のうちにいただきました。irohaというブランドのお菓子。手前のお皿は、右からピスタチオ、北海道メロンのお味。向こう側の方は、いちごミルクとピーチ。
残像日録

【残像日録】なかよしカモの三兄弟はどこ行った?

よく行く近所の公園の池に、いつも三羽で連れ立って泳いでいるカモがいました。 彼らを見ると、いつも穏やかな気持ちになりました。ある時、彼らのうちの二羽がいなくなり、一羽きりになっていました。そのうち、最後の一羽もいなくなってしまい、なんだか散歩が物足りない気分の今日この頃です。
残像日録

【残像日録】魚喃キリコの『blue』を読んだ

魚喃キリコの『blue』を読みました。普段マンガはまったく読まないのですが、これはずっと読みたかったのです。思春期の胸がきゅっと痛むような感覚を懐かしく思い出しました。あー。あったよな〜こんな感じ、って。描写は、すっきりと強い線で描かれたミニマムの極致。セリフが少ない分、イメージを強く喚起されます。禅とか俳句のような表現を想起させる作品だと思いました。
残像日録

【残像日録】はじめてのワイナリー巡り

まずは目の前の葡萄畑に実りの感謝を込めて乾杯!①番から始めて、順に口に含む。個性あるそれぞれの香りを、田園の空気とともにゆっくりと味わう。至福の時間。どれも美味しい。最後の杯にさしかかる頃には、ぽわんとリラックスした心地に。結局、写真中央の ③2020マスカットベーリーA樽貯蔵が一番自分の好みに合っており、購入させていただきました。
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