Mandala Design sachiです。
渋谷ヒカリエにおける「東京カメラ部2016写真展」(すでに会期終了)の帰りに立ち寄った、同8階で開催中の
「和の芸術と和紙糸の融合 Rinsen×OJO+×HEMING’S
墨に想いをこめる書家 小櫃凛泉個展 と かみのいと(OJO+)展」
がとてもよかったのでポストします。
「和の芸術と和紙糸の融合 Rinsen×OJO+×HEMING’S
墨に想いをこめる書家 小櫃凛泉個展 と かみのいと(OJO+)展」より転載
作品から受けた印象は、しなやかさと内に秘めた強さ。
芯があるからあらゆるものを柔軟に受け容れられる感じ。
女性性や母性と形容してもよいかもしれない。清らかなイメージを受けた。
そこに立ったとき、自分には海と風が呼びかけ合っているように思えた。
墨と紙だけで見るものにそんな豊かなイメージを抱かせる。すごいなぁと思う。
わずか四文字でこの世に生きるおおよそすべてのものを表す。書の凄みを堪能した。
会場では「祈りに込めた思い」と題した文章を手渡していただいた。
小櫃凛泉氏は2011年の震災当時、2歳のお子さんとともに宮城県の自宅にいた。子どもを抱きしめて守り、夜を越え、そして惨状を目の当たりにした。数日後からは、亡くなられた土地の方々のお塔婆を書いた。ひとりひとりのことを想うと涙が止まらなかった。そのようないのちの瀬戸際を経て、自分の人生を省みたのち、目指していた書家としての道を歩む覚悟をあらたにした。ーー
そういうことが書かれていた。
作品から受ける印象について、なるほどと腑に落ちる思いだった。
写真とのコラボレーションもされているとのこと。
ポストカードいただきました。ありがとうございます。素敵!
書家 小櫃凛泉氏サイト http://www.rinsen.jp/index.html
和の芸術と和紙糸の融合 Rinsen×OJO+×HEMING’S
墨に想いをこめる書家 小櫃凛泉個展 と かみのいと(OJO+)展
会 期 2016年6月21日(火) – 2016年7月 3日(日)
時 間 11:00 – 20:00
場 所 8/CUBE
料 金 入場無料
主 催 王子ファイバー株式会社
協賛:株式会社ヘミングス、株式会社エドウイン、ダイワボウノイ株式会社 (順不同)
今やグローバルに活躍、英国王立美術家協会名誉客員会員でもある若き女性書家 小櫃凛泉 が墨に想いをこめて書き上げた大小作品を数多く出展。同時に、その作品をあしらった究極のエコ繊維、「かみのいと」(和紙糸OJO∔)製のオリジナルグッズ各種を展示いたします。
読んでくださってありがとうございます!
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