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マンダラデザインアートブログのsachiです。
2022年春、京橋にある「MONDO 映画ポスターアートの最前線」@国立映画アーカイブを見に行ったときの記録です。
フライヤーやチケットなど。
一番上のパンフレットが贅沢、内容が非常に充実していた。超保存版。
MONDOとは?
テキサスの映画館のTシャツ屋から生まれ、世界に熱狂的ファンを生んだ最新形の映画ポスター・カルチャーを代表するアート集団。
映画作品の宣伝用ではなく、アーティストが自在に映画を斬新に解釈した「オルタナティブ(もう一つの)・ポスター」というジャンルを開拓してきました。アメリカを中心に、グラフィック・デザイナー、イラストレーター、コミック作家といった顔を持つ世界のアーティストに制作を委嘱しています。
出典:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/mondo2021/#section1-2
どれも馴染みの深い映画ばかりでしたが、このような映画ポスターアートの文化があることは知りませんでした。
プロの手による「二次創作」とも言えるのかな。
シルクスクリーンで印刷される限定版の映画ポスターは、オンラインショップを通じて世界で熱狂的なファンを獲得しているのだそうです。
確かに圧巻の作品揃いでした。
フランケンシュタインの花嫁(1935年、アメリカ、ジェームズ・ホエール監督)
2010年 91.4×61.0 マルティン・アンシン
博士の異常な愛情(1964年、アメリカ、スタンリー・キューブリック監督)
2010年 61.0×45.7 ジェイソン・マン
上:蒸気船ウィリー(1928年、アメリカ、ウォルト・ディズニー監督)
2011年 61.0×45.7 トム・ウェイレン
下:モンスターズ・インク(2001年、アメリカ、ピート・ドクター 他監督)
2011年 61.0×45.7 トム・ウェイレン
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(1995年、日本、押井守監督)
2014年 91.4×61.0 マルティン・アンシン
タクシードライバー(1976年、アメリカ、マーティン・スコセッシ監督)
2013年 61.0×91.4 マルティン・アンシン
キル・ビル [再編集版](2011年、アメリカ、クエンティン・タランティーノ監督)
2011年 91.4×61.0 タイラー・スタウト
ランボー 怒りの脱出(1985年、アメリカ、ジョージ・P・コスマトス監督)
2013年 91.4×61.0 トマー・ハヌカ
GODZILLA ゴジラ(2014年、アメリカ、ギャレス・エドワーズ監督)
2013年 91.4×61.0 ファントム・シティ・クリエイティヴ
左:メトロポリス(1927年、ドイツ、フリッツ・ラング監督)
2016年 91.4×61.0 ウィリアム・スタウト
右:時計じかけのオレンジ(1971年、イギリス=アメリカ、スタンリー・キューブリック監督)
2016年 91.4×61.0 ロリー・カーツ
サスペリア(2018年、イタリア=アメリカ、ルカ・グァダニーノ監督)
2019年 61.0×91.4 ジャック・ヒューズ
左:地球に落ちてきた男(1976年、イギリス、ニコラス・ローグ監督)
2019年 91.4×61.0 トマー・ハヌカ
右:遊星からの物体X(1982年、アメリカ、ジョン・カーペンター監督)
2017年 61.0×91.4 ジェイソン・エドミストン
会場:国立映画アーカイブ 展示室(7階)
会期:2021年12月7日(火)-2022年3月27日(日)
観覧料:一般250円(200円)/大学生130円(60円)/65歳以上・高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブメンバーズは無料
主催:国立映画アーカイブ、京都国立近代美術館
特別協力:MONDO
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