日々の残像を、ゆるゆるメモします。
残像カフェの「あたらしい日々」。
初めてこの曲を聴いたのはもう15年以上前。
音楽チャンネルで見て感動して、録画して(当時はYouTubeも発達してなかった)CDも購入した。
大森元気氏のふわっとした歌声と、これまでの自分の人生を思い起こさせるような甘く切ない歌詞。聴いているうちにこころが浄化されていくような、そんな感覚を味わえる曲だった。
昨日の夜、実に久しぶりにこの曲のMV(以前はPVと言うことが多かった)をYouTubeで見た。
当時の自分は、少女たちに自らの青春時代を透かし見る、主人公の若い女性ポジションで曲を聴き、MVの物語を見ていたのだと思う。
でも昨日はそれがちょっと違った。
都会で疲れたその若い女性への我がまなざしが、完全に親目線だったのだ!
MVには親なんて出てきてないのに、勝手に親心が発動するなんて、自分でびっくり。
時が流れたのですね。。
しかしながら、こころに染み入る曲のイメージはまったく変わらず、何度もリピートして聴いた。
ところで、その頃中学生くらいだった娘にも当時このMVを見せてたんだけど、彼女はその時はあまり反応していなかったと思う。
15年経った現在の感想は「当時もよかったけど、今は深みが増した」とのこと。
きっと主人公の大人の女性目線で感じ入っているのでしょう。
名作はあらゆる世代に様々な角度からアピールする、と思った次第です。
残像カフェ「あたらしい日々」 2005.2 release 同名ミニアルバムより。
すべては通り過ぎてゆく。
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