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マンダラデザインアートブログのsachiです。
その感情はすべて「あなた自身」が作り出したもの。
帯にはこういうキャッチコピー。
自分は「嫉妬」や「怒り」はあまり持たないのですが、「不安」を感じることがとにかく多い。
この本を手に取って読んだところ、腑に落ちる箇所が多くありました。
それらを切り取り引用し、以下自分メモとして残したいと思います。
『自分という壁』大愚元勝
この本では、
妄想・思い込み・勝手な期待などの「心の中の壁」が幸せを遠ざけている
→ その壁を超えれば、もっと楽に生きられる
ということが一貫して書かれており、どのように考えていけばそれが可能になるのか?が具体的に記されています。
↓↓↓ 以下引用 ↓↓↓
「人生は一切皆苦。すなわち、すべては苦からスタートするので、それを受け入れるしかない。そのためには、智慧を育てて、抱えている苦しみを手放し、明るく快活に生きていこう。生きることは、苦の連続。どうせ老病死の苦悩から逃れることができないならば、現実を徹底して見つめたうえで、できる限り楽しく生きていこうじゃないか」
わかりやすくいうと、(ブッダは)そんなメッセージを残しました。
(本書 19p)
結局のところ、自分の心がいちばん安定するのは、喜びにも、悲しみにも、どちらにも振り子が振れていないフラットな状態のとき。
仏教でいう「心の安寧(幸せ)」とは、つねに自分の心を見つめて、振り幅があることを知り、そのうえで安定した状態に持っていけるようにすることなのです。
(本書 38p)
もとより喜びも苦しみも自分の内側で生まれるもの。自分の管理できる範囲内にあるものなのです。
(本書 40p)
大前提として、「人生は自分の思いどおりになることなどほとんどない」そして「他人は自分の思いどおりになどならない」ということを心に留めておきましょう。これがなによりの予防策、不要な怒りを持たないで済む方法になります。
(本書 73p)
(憎しみや恨みは)人間が生きるうえでまったく必要のない感情ですし、持っていたところで良いことはなにもなく、自分のなかに嫌な気持ちがあることで損をするだけです。
(本書 83p)
相手に対して不満を感じたところで、あなたが成長することはいっさいなく、ストレスにしかならない無駄な感情ということです。
(本書 187p)
人生の実用書として、胸に響きました。
本来仏教というものがそうなのですね。
ありがとうございます。
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