ミュンヘン・プラハ・ウィーン!列車移動で旅をした〜ウィーン編
映像
Mr.Children「花の匂い」半崎信朗氏の描くミュージックビデオが素晴らしい!
全編、半崎信朗氏の描くアニメーション世界で成り立つ。 かぎりなく詩的で、叙情性が高い。 モノクロの中で、ときおり色がさすカットが美しく、 それは息をのむほどである。 ミクロからマクロへの展開も夢のよう。
極彩色の世界観『パコと魔法の絵本』中島哲也監督 が好き
オープニングからエンディングまでひたすら目の覚めるような極彩色。好きな人にはたまらない色彩の洪水。前作よりもCGを多く使っているが、これがまた実写とうまく共存しているのだ。CGの色味のどぎつさと同じくらい、実写も毒々しい色色色。それでも全体としてきちんとしたまとまりを見せている。
是枝裕和監督『歩いても歩いても』で描かれる実家というしがらみ
ある年代以上ならば、かならず思い当たることのある「実家」「血のつながり」に対する重い感情や、よきにつけ悪しきにつけ逃れることのできない、しがらみといったものを丹念に描いた作品。
cooool! アジアン! アジアデジタルアート大賞@東京ミッドタウンを見てきた
「アジアデジタルアート大賞 東京展」を観に、東京ミッドタウンのデザインハブに行ってきました。大賞作品はどれも素晴らしかった。中間耕平『SHATTER』は動画作品だが本当に美しく、うっとりした。もっと大画面で鑑賞したいな。
「フリッカー・ナイト」
けれども、さらに数分経ったら、そんなことは感じなくなった。 映像を見ているうちに自分が目を開けているのか開けていないのかよく分からなくなってきた。勿論開けているのだけど、開けていてもものがよく見えていないから。しばらくすると、自分が見ているものが自分の意識の内側であるように思えてきた。
ミシェル・ゴンドリーの仕事
次に、『Let Forever Be』 このPVの魅力は、自分にとっては、快と不快とのボーダーを 越えたりまた戻ったりすることにある。行きたいのだけど、行きたくない。コミカルなのだけど、BADになりそう。気持ちが揺れ、鳥肌が立つ。女性の変な踊り方。微妙に変わる彼女の髪の長さ。ときおり見せる「あれわたしってどうしちゃったんだろ」みたいな表情。シーンが変わるプロセスで一瞬ぴたっと静止する画。
『バベル』/ アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督
場所と時間軸がめまぐるしく入替わる手法をとり(編集の若干の粗さは感じた)、立体的な世界観を演出する。前作の『21グラム』も同様だった。さまざまな事件や悲劇は起こるけれども、いわゆる悪人は一人も出てこない。