紙好きさんの聖地!「竹尾 見本帖本店」に行ってきた。
ILLUSTRATION
墨に酔う。春。
3月の終わりから今月初めにかけて二つの書展に行ってきた。 一つ目は、マキイマサルファインアーツで開催されていた個展 『祥洲の墨の世界2009~我、古典ヲ愛ス~』 祥洲氏の作品を見たのは今回が初めて。 新聞の芸術欄にあった作品の写真と、彼のプロフィールを見て、作品を間近で見たいと強く思った。
ARTS & CRAFTS「生活と芸術―アーツ&クラフツ展」 ウィリアム・モリスから民芸まで @ 東京都美術館
アーツ&クラフツとは、19世紀後半にイギリスで興ったデザイン運動。手仕事の良さを見直し、自然や伝統に美を再発見し、シンプルなライフスタイルを提案することを志していた。今回の企画展は、ウィリアム・モリスを中心とするイギリス、ウィーン工房がひときわ輝いたヨーロッパ、そして民芸運動が花開いた日本での美しい作品などからたどるというもの。
Light InSight―拡張する光、変容する知覚―@ NTTインターコミュニケーション・センター
ホワイトノイズ!白色雑音である。テレビ放送がないとき聴こえる、ざぁーっていうあれ。そんな単語を聞いただけで気分はもう、ここではないどこか。二本のスピーカーの間で少しずつ頭を動かすと、ノイズは高く高く高くなり、あるポイントで無音の域に突入する。それが、「ブラインド・スポット」そこはもう宇宙空間なのだった。逝った!そして、さらに移動するとふたたび音は響いてくる。それらはまるで自分の頭の中で聴こえているよう。 響かない部屋なので、音響が回りに拡散しないからなのかな。
『チャロー!インディア』インド美術の新時代
インドの現代美術については何の知識もなかった。 ひとりのアーティストも知らないし、どんな作品が作られているのかも知らない。 だがきっと活力を得られることだろうと、浮き立つ気持ちで出かけた。
続・渦巻という装置
画像は「蛇の回転」というタイトル。(静止画像である蛇の円盤が勝手に回転して見える)これのポスターが、ヴィレッジヴァンガードで売られているのを見た。欲しい!
Mr.Children「花の匂い」半崎信朗氏の描くミュージックビデオが素晴らしい!
全編、半崎信朗氏の描くアニメーション世界で成り立つ。 かぎりなく詩的で、叙情性が高い。 モノクロの中で、ときおり色がさすカットが美しく、 それは息をのむほどである。 ミクロからマクロへの展開も夢のよう。
『大岩オスカール ~ 夢見る世界』
一目見たとたん、大好きな画家になってしまった。 サンパウロ出身で、ニューヨーク在住。 東京でも十年くらい下町をテーマに描いていたらしい。 圧巻は大きな絵。
『コロー~光と追憶の変奏曲』@国立西洋美術館
特に奇抜な、眼を引く特徴は何もない絵画なのに、自分はそれらになぜ惹かれたのだろう。同じようにピースフルなイメージのある印象派のモネやルノアールはくそつまんない!のに。 端正なんだなあ。あらゆるところがさ。特に樹木がよい。 木々の枝のしなり具合や、幹との太さのバランス、勿論、自然を忠実に描いているのだろうけど
cooool! アジアン! アジアデジタルアート大賞@東京ミッドタウンを見てきた
「アジアデジタルアート大賞 東京展」を観に、東京ミッドタウンのデザインハブに行ってきました。大賞作品はどれも素晴らしかった。中間耕平『SHATTER』は動画作品だが本当に美しく、うっとりした。もっと大画面で鑑賞したいな。
「フリッカー・ナイト」
けれども、さらに数分経ったら、そんなことは感じなくなった。 映像を見ているうちに自分が目を開けているのか開けていないのかよく分からなくなってきた。勿論開けているのだけど、開けていてもものがよく見えていないから。しばらくすると、自分が見ているものが自分の意識の内側であるように思えてきた。