カルーセルエルドラドはどこに行くの?〜「思い出のとしまえん」@石神井公園ふるさと文化館
ARCHITECTURE
平田晃久|人間の波打ち際 展 @ 練馬区立美術館
平田晃久(1971年 - )氏についてはまったく予備知識がありませんでしたが、建て替え予定の練馬区立美術館の設計を担当している建築家、ということで興味を惹かれ展示を観に行きました。練馬区立美術館では、建築家・平田晃久の建築世界を紹介する展覧会を開催します。「建築とは<からまりしろ>をつくることである」というコンセプトは、平田の建築に一貫しています。平田の造語である<からまりしろ>とは、はっきりと形作られる空間領域とは異なり、「ふわふわとした隙間の錯綜」、つまりはあらゆる物質の傍らとも言える領域の重なりを指します。
岡本太郎記念館に行ってきた!
東京・青山にある、岡本太郎記念館に行ってきました。ここ岡本太郎記念館は、1996年、84歳で亡くなるまで、岡本太郎のアトリエ兼住居だった。1954年から40年以上彼が生活した空間である。絵を描き、原稿を口述し、彫刻と格闘し、人と会い、万国博の太陽の塔をはじめ巨大なモニュメントや壁画など、あらゆる作品の構想を練り、制作した場所。彼のエネルギーが今も満ち満ちている。
杉本博司の集大成!感動のアート体験・小田原「江之浦測候所」に行ってきた
現代美術家 杉本博司氏が構想・設計した、小田原にあるアート施設「江之浦測候所」。2017年に完成してから、ずっと訪れたかったところでした。「測候所」と銘打っていますが、こちらは自然と芸術が融合した文化施設。小田原の静かな環境に包まれたアートの宝庫です。杉本博司の芸術的ビジョンと日本の自然美が融合した、唯一無二の場所なのです。パンフレットにある江之浦測候所の航空写真。長いギャラリーがひときわ目を引きます。4月に訪れたので、写真のように桜と菜の花がきれいでした。
大巻伸嗣「真空のゆらぎ」展@国立新美術館
2015年に森美術館で大巻氏の作品をはじめて観て、その美しくも静謐な世界観に感じ入ったことを覚えています。《リミナル・エアー スペース-タイム》2015年 《リミナル・エアー スペース-タイム》は、今回の展示では闇の中に置かれていました。まるで、夜の海を前に佇んでいるような感覚。しばし幻想的な時間を過ごしました。今回のメインの作品はこちら↓こちらはシリーズで発表されている《Gravity and Grace》の最新作だそうで、2011年の東日本大震災と原発事故から着想したとのこと。ツボの形をした立体は地球。強い光源がその中にあって揺れ動いている。表面の紋様はそこに生きる動植物だ。
2023年「未完の聖堂」の完成が見えてきた!「ガウディとサグラダ・ファミリア展」@東京国立近代美術館に行きました。
「ガウディとサグラダ・ファミリア展」。2012年にバルセロナを旅した際、世界遺産サグラダ・ファミリアを訪れました。バルセロナに点在するガウディの代表作、カサ・ビセンス、カサ・ミラ、カサ・バッリョ、グエル公園関連等の展示。撮影が可能だったのは、「サグラダ・ファミリアの軌跡」の章。東側「降誕の正面」西側「受難の正面」南側「栄光の正面」外尾悦郎氏の人生には、深い感銘を受けます。「NHKアカデミア」という番組でご自身が語っていたのですが、日本で美術を教えていた25歳のある瞬間(運転中に信号待ちをし、路側帯の御影石をぼんやり見ていたほんの数秒の出来事)、自分の人生には石が足らない、と感じたのだそうです。
「 アール・デコの貴重書」 〜 アール・デコ様式美にふれる建物公開展2022@東京都庭園美術館
庭園美術館は、もとは朝香宮夫妻のご自邸でした。1920年代の滞欧中、当時全盛期だったアール・デコ様式に魅せられたご夫妻は、帰国後それらを取り入れた邸宅の建築を開始。内装設計はフランスの装飾芸術家アンリ・ラパンに依頼、ルネ・ラリックをはじめとしたアーティストが参加した贅沢な建築物になりました。
【残像日録】ウクライナのお菓子でお茶タイム
たまたま買ったパイのお菓子がウクライナのものでした。パッケージが可愛らしい。Gronaというメーカーで、Cushionsというお菓子らしい。チョコレート味もあるそうだ。2個入りのパッケージが8個入り、計16個で、税込200円弱。お砂糖をまぶしたパイに甘酸っぱいチェリーのジャムが入っていて、ボリュームたっぷり。美味しい。紅茶を入れていただきました。
【残像日録】さよなら中銀カプセルタワービル
2022年4月12日、一度はその内観を見てみたかった、中銀カプセルタワービルの解体が始まりました。1972年、黒川紀章による設計で竣工されて50年。二度とこの目で見られなくなる前にせめて外観だけでも!と、銀座8丁目の現地に急ぎました。
北欧デザインの原点!「サーリネンとフィンランドの美しい建築 展」
息子のエーロ・サーリネンデザインの家具が並べられていたスペース。中央にあるチューリップチェアはミッドセンチュリー好きには憧れのまと。赤はアーム付き。青はアームレス。青のスツールもかわいいな。
【残像日録】本日のおやつ
今日のおやつは「縄文のビーナス」。長野県茅野に行ってきたとお土産にいただいた。アニバーサリーチロルさんの焼き菓子。茅野は「縄文の里」なのだそう。
【残像日録】たとえ明日世界が終わろうとも
たとえば、朝一番で自分がすでに持っているものにフォーカスを合わせると気持ちが満たされることがわかった。雨をしのげる家。ゆっくりと眠れる寝床。色々気になることはあっても、うごく身体。愛すべき家族。今日も何とか食べていけること。そして今では美しい秋空と気持ちの良い陽気!
【残像日録】夜のムーランルージュにて
あれはクリスマスも近いパリの夜。街には色とりどりの電飾が施され、店の看板も華やかで可愛らしく、どこもかしこも目移りしてしまうほど魅力的だった。モンマルトルのクリシー通りに面した「ムーランルージュ」。赤い風車が目印のその建物の前に自分はひとりで立ち、カメラを手に美しい街並みを撮りまくっていた。